1/22 ツェルマット zermatt
3日目になるとホテルにも回りの人間にも慣れてきたようで、朝食のときも自然に挨拶ができるようになってきた。要するに ”おはよう” と ”ありがとう” が言えれば世の中どうなかなるもんでっせ。
誰しも挨拶されれば、相手のことを感じ悪くは思わないからね。あともうひとつは堂々としてるのがいいのかもしれないことも・・・引け目に感じちゃいけませんね。

スネガ方面のコース
といっても日本人が堂々としはじめると、えてして公衆マナーに反することも多いようなので難しいですけど・・・

この日は、朝8時から行動開始。
冬は日が落ちるのも早いので、午後3時には切り上げた方がよさそうなことが昨日でわかったから。

旅行前から、この
スネガ方面が一番混んでるって聞いてて、標高低いエリアなのになぜだろうって疑問に思ってました。
しかしこの日スキーをしてみてなんとなく納得。
ここがもっともスキー場らしいエリアなのですよ。
コースも広いし、雪質も昨日の個所よりこっちのほうがいいような気がする。マッターホルンも遠目ではあるがバランスのいい形で見れる。  
ゴンドラ乗り場付近でうろうろしていると、急に話し掛けられた。

"
Are you looking for a ski teacher?" と言ったので、微笑みながら”No” と答えてみたものの、こういった場合 "Thank you" くらいは言っといたほうが良かったのかな?
でもすごいきれいな発音していた。ここに来てから英語は自分のほうからは話すけど、相手はフランス語やらドイツ語なまりだったからなあ・・


スネガ方面のレストハウス

英語以外の言葉に少々ストレス感じてたのかもしれん。べつに英語が話せるわけじゃないんだけど・・・・

でもホント気持ちよくスキーができまっせ。日本みたいに
セコセコ滑っとらん。
すごくみんな滑るのがはやいです。自分よりはるか年配の人に追い越されたりします。
さすがはアルペンのダウンヒル王国。

でもウエアーは地味な感じですね。
自分の持っていったウエアーも日本では地味なほうなんだけど、それでも新しくて目立つ感じがしてしまった。 スキー板は、日本とあまり違いがなかったような気がします。サロモンが多いかな?
予定どおり3時頃に
ホテルに戻って、町内をうろついてみる。
教会の鐘の音が聞こえたりして、雰囲気あるなあ・・・・
お土産を買うのに店も見てみるけど、チョコレート・時計・スイスナイフと当たり前のモンだなあ・・観光地ってだいたいこういうモンですね。


ホテル・ニコレッタ

レストランやバーは、結構雰囲気いいとこもありそうだが、1人で入って行く気にはちょっとなれなかった。

スーパーマーケットに入ってみると、あったあったチーズが・・・・さすがにチーズの量は多いなあ。多分日本のスーパーの鮮魚コーナーみたいな感覚なんだろうね。
ついでに水も買った。ホテルのミニバーはガス入りばっかりだし、ヨーロッパって湿度低いから乾燥して喉やられそうなんだよね。

エビアンもあったけど、せっかくだから日本じゃ買えないローカルブランドを買ってみる。もう店で買い物するのは大丈夫そうだ。これも最後に "Thank you" って言えばどうにかなるもんだ。 少しは慣れてきたもんです。
スーパー行くと、それまであまり見なかった日本人が多いのでした。狭い店内で必ず4〜5人見かける。
確かに楽だよな、日本人的には。
でも観光客の日本人ってどうかなあ・・・・・自分のことを棚に上げちゃいますけど、どうも日本では気づかなかったとこが鼻にかかりはじめる。
ちゃんと挨拶をしないし、ありがとうもなし。小さな店で4〜5人で来ていた日本人の会話聞いてたら、すごいスイス旅行なれしてるんだけど、あのチョコは1.95スイスフランで高いとか、別の店でもっとおいしいのがあったとか・・・

・・・・そりゃ普通だけどよ。君たちそんな風に買う物ばかりに熟練していてどうするんだ!日本人で固まって、人間文化を感じとらないで帰ってしまって、もったいないとは思わんかね。

などと言うことを、1人でツアー使わずに来た自分の寂しさからか、はたまた外国に慣れてきたせいか思って1日を終わったのでした。


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