1/23 ツェルマット zermatt
とうとうツェルマット最後の日になりました。最後だから、ちょっと飽き気味だった朝食もじっくり食べる。
でもいつもに比べると人が少ないなあ・・・と思ったら、そっか日曜日だからか・・・・日本人の感覚とは違って、ホントに休養日なんでしょうね。


ツェルマットの町

こちらはそんなことお構いなしに、早めにゴンドラ乗り場へと向かった。クラインマッターホルンエリアの乗り場はちょっと遠い。スキー担いで歩いてくるんじゃなかった。

4人乗りゴンドラの中では、アメリカ人夫婦に話しかけられた。コロラド州から来たとか言ってた。
ミシシッピーとマークトゥエインで有名だって。
こちらの言うことも通じたし、向こうの言ってることことも聞き取れたので、嬉しかったなあ・・・・ホント。

こういうときアメリカ人ってフレンドリーでいいなあ・・今日は風が強いとも言ってた。
確かに今日は昨日一昨日と違って、天気があまり良くなさそうだ。
トロッケナーシュテークのゴンドラの中で放送が入り、今日は強風のため上部のゴンドラは運休です・・・・という意のことを言っていた(と思う)。
そうかあ・・・クラインマッターホルンまで行けないのか・・・・時間あったらイタリア側まで行きたかったけど、残念だなあ・・・・今日しかチャンスなかったのに。
そんな気持ちは、Tバーに乗ってる間にすっかり消えてしまった。
寒いぞー。風が強いし、地吹雪が起こって前を向くのも息苦しい。おまけに寒さでスキーブーツが硬く締まってやたら痛い。


マッターホルンの頂上が見えない

でも最後の日だからと、根性で滑る。
オープンしているコースの中では一番
マッターホルンに近いとこまで行かなくては!悔いが残るのじゃー。行かせてくれーい!
写真ではただ、山に雲がかかってるだけにしか見えませんが、ほんと
遭難しそうな気持ちさえありました。こんなところで遭難したら春まで発見されなさそう。 

少し麓側まで降りてくると、やっと我慢できる寒さになった。この辺で滑ることにするか・・・・・さらに下のフーリのあたりまで来ると、もっと穏やかになった。
山の天気は怖いなあ・・・
でもこのエリアはコースとしては、なかなか気持ちがいいですよ。ほかのエリアより断崖絶壁の景色も強烈だし。

3日間滑っていると、さすがに足の疲労も多くなってきた。
ただでさえ広くて初日に迷ったりして長く滑ったからなあ・・・それにガリガリ斜面が多くて、足に力が入るからなおさら太ももが痛い。日ごろの運動不足もたたってるらしい。

結局午後4時ころには
ホテルに戻り、それから町中へ買い物へ。
一応お土産買わなきゃな・・・と思ってチョコレート買う。さらにはキャップ帽とナイフとポロシャツを自分用に買う。時計も懐中時計ほしかったけど、迷った挙句、結局やめた。ジュネーブの空港でも買えるだろう・・・・

最後くらいは、どっか食べに行くか!と思ってホテル近くでガイドブックにも載っていた
ピザで有名なレストランへ。
中に入ってみると、わりとカジュアルな感じなので安心した。店の人も親切そうだったし。
これまたフランス語のメニュー。な、何て書いてあるんだろ・・・と思っていると、ピザ・イタリアーノというとこだけ読めたのでそれに決める。ついでにビールも読めたのでそれもたのむ。
おいしかったなー、ピザ。
初日にテラスのカフェで食べたパスタもおいしかったけど、このピザは最高。自分の人生の中で最高のピザでした。さすがに国境沿いにあるだけあってイタリアンがこの辺はおいしいです。イタリア人系も多いみたい。


ツェルマットの倉庫群

支払いのときに”お釣りはいらない”って言ったらちょっとびっくりした表情された。ここってチップいらないのかな?サービス料なかったけどな。
スイスってチップがいるのかいらないのか、最後までよくわからなかったな。

部屋に戻って荷物を片付ける。
明日はとうとう
ロンドンへと移動しなくてはならない。

そういえば、リコンファームしてないけど大丈夫なんだろな。
英国航空はリコンファーム不要ってホームページには書いてあったけど、まさか空港に行ってみたものの飛行機に乗れない!なんてことないだろうなあ!! 
ちょっと不安になってくるけど、きっとどうにかなるような気がしてるのであった。
ここに来たときは、この小さな町に4泊もするのは退屈かもなあ…って思ってしまったけど、やっぱり過ぎるとあっという間だよな。
これでもう旅行の半分が終わったんだなあ・・・と少し寂しく感じたのでした。

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