1/21 ツェルマット zermatt
1月のスイスは夜明けが遅いですね。朝8時ころになってやっと朝日が差してくる。さすが北半球・・・などと訳のわからんことを思うのであった。

ホテルの朝食は、ビュッフェスタイル。パンはフランスパン風で皮が硬いんだけど、なかなかおいしい。チーズは自分で切るのですが、やっぱチーズはうまいなあ・・・・匂いがきついので嫌いな人もいるかもしれない。

夜明けが遅いせいで、10時ごろまでホテルの部屋で支度してると、またまた勝手に部屋を開けやがる音がするので出てみると、今度は男。
どうやらミニバーのチェックに来たらしい・・・・今回もOKなどと言って中に入らずに帰っていった。
もしかして自分は妙に警戒心の強い、変な日本人だと思われているんじゃないだろうか。なんだか日本人って孤独だなあ・・・・と、ちょっと被害妄想的になるのであった。


晴れた日のゴルナードグラード付近

レンタルスキーを借りて、登山列車でゴルナードグラードまで40分くらい。
景色は、この列車からのものが1番すばらしかった。

それから先のゴンドラは、なぜか停止していたので、さっそくスイスでのスキーに挑戦。
う・・・意外と硬いぞ。ガリガリとした音とともにちょっと想像してたのとは違う雪質に戸惑う。

でも気持ちいいなあ・・・・みんなのびのび滑ってるし。

ただね、やっぱりこれって降雪機の雪じゃないのかな?ガリガリだぞ。それにいろんなコース滑ってみると、林間コースみたいのが多くて、コースの幅が狭いところも結構多い。
ふかふかの雪質とどこまでも続く広いゲレンデを期待していた自分は、ちょっと拍子抜け。
スキー場の規模としてはこりゃもうたいしたモンで、マップで自分の位置を確かめないと、ふもとまで帰ってくるのに一苦労する。
マッターホルンに向かって滑る


自分は結局同じコースを戻ったりして夕方の5時ころまでたどり着けなかった。スネガのほうまで行ってしまったようだ。

こりゃ3日間滑っても全部滑れるかどうかわからんな。
雪質はともかく、やっぱり夢のようなロケーションで滑るスキーはやっぱりサイコーでありまっせ。

夜は疲れたので、ホテルの
レストランで夕食を食べることにした。
コースメニューを見てもまったく何の料理かわからん。オーダーとる人が1つずつ説明してくれたのでそこは一安心。
宿泊客は、最初から席が決まっていましたが、でもなあ・・・1人だからしょうがないのかもしれないが、入り口近くのもっとも良くない場所じゃないのかね。


ますます日本人って孤独のような気がして、このとき初めて1人で旅することを寂しいなどと感じたのでありました。

自分の泊まった部屋は5階だったのですが、食事から帰る途中に下の階を見てみると、あらら、自分の部屋とは扉が違う。
ホテルからの夜景

自分の泊まってる部屋はこのホテルの中でも最上級クラスであることを知る。
これじゃますます、ただ金持ってる典型的イヤな日本人じゃないかよー。

やっぱり、歩相応ということも頭にいれとくほうがいいようですよ、何事も。
プールにも行ってみたけど、皆さんの視線が冷たそうなので止めた。
9時頃部屋に帰ると、ベットメーキングされていた。
あ、昨日の女性はそれだったんだと、やっとわかった。

わかるように言ってくれよー・・・・と文句を言いたい気持ちと、初めての海外で必要以上に警戒していた自分をちょっと悔いたのでした。


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