8/9 カーディフ中心地 central cardiff
さて、3日目。この日から本格的にウェールズ観光です。この日はカーディフまで列車で行きます。
しかし、やっぱりです。傘さして歩いてスワンジー駅まで約20分。ま、しょうがないけど心身ともに消耗します。


月曜日なのに思った以上に列車は混んでいる。通勤時間は終わっているはずですけど、カーディフまで約1時間。遊びに行く人、買い物に行く人が主でしょうかね。要するに学生・観光客・主婦・子供・老人です。カーディフまでの列車は特に美しい景色・興味深い景色もないままに到着します。

さすがにカーディフになると都会っぽい感じはしますね。駅前からして入り組んでいる感じがします。とは言っても日本の新宿や渋谷の駅前のような、カオスでは全然ありません。ただの地方都市的なもんですけど。


ミレニアム・スタジアム
歩いてすぐのところにはミレニアムスタジアムがあったので、さっそく周辺を歩いて回ってみます。この日は特にスポーツイベントもないらしくて静かなもんです。写真はもう少し全体が写せれば良かったんでしょうけど、あまり離れると川に落ちてしまいます。
川沿いは遊歩道になっていて、ちょっとした散歩・ジョギング・デートコースっぽくなっています。

カーディフ中心にタフ川が流れていて、川沿いは結構シャレたスポットとなっているようであります。事前に読んだ話では、すっかりロンドン化が進んで・・・・・みたいな感じだったんだけど、所詮は人口30万人の地方都市です。ほどよく田舎っぽいのんびりムードが漂います。北海道でいったら函館みたいなもんかと。

カーディフ城

中心地の観光のメインはカーディフ城であります。
意外なほど町のど真ん中にありますなあ・・・・・・ミレニアム・スタジアムやカーディフ・セントラル駅からすぐそばです。中心のショッピング街からもごく至近距離。あまりにも都会の真ん中にあるので拍子抜けするほどであります。

例によってオーディオ・ガイドを借りることができます。今回も見栄を張って意地で、英語版を選んでみました。どうやらBBCニュースリーダーのヒュー・エドワードさんがナレーションしているようですね。たしかにウェールズ出身です。

周りの城壁もちゃんと残ってるし、なかなか城好きにはたまらないものがあるな。ウェールズに来ると城なんだよな。なぜにこの雨しか降らないようなところに、こんなに城を建てたのかは正直言って不可思議。

昔の人って寒さに強かったんだなあ・・・・と思ってしまいます。どう見ても夏の暑さを感じさせる造りではないのだよ。
日本だとやっぱりどこかで感じる夏の避暑対策。それが英国だとどこにもないわけで、良く住んでられるなあ、たいした暖房もなかったはずなのに・・・・と、人間的造りの違いを感じるのでありました。


カーディフ城の中
ハウスという建物にも入ってみました。なかなか興味深い展示になってますね。やっぱり英国の城の中ってゴテゴテとした造りになってますな。シンプル好きの自分としては、やや悪趣味を感じてしまいますが、手間暇はさすがにかかっている感じがする。なんかこの日はツアーで見学している学生さんが多いみたいですな。さうがにウェールズの首都カーディフ!その中の最大の観光スポットと思われるカーディフ城なのでありました。

しかしそれにしても雨が降り止まない。城の中を見学している間にさらに土砂降りになってきた模様。しばし考えてはみたがどうにもならん。やっぱり今回の旅行も雨のようですな。
しょうがないから、ここでカフェで休憩をとることにした。外にもテーブルがあって、天気が良ければ気持ちよさそうなのに残念じゃ!とりあえずクッキーみたいなもんとカプチーノでしのぎます。やたらと子供連れが多いわ。


カーディフ城からの眺め
てなことでカーディフ城は終了。
カーディフの中心地は、ショッピング街やレストランが並ぶ典型的英国のハイ・ストリートであります。なかなか住みやすそうな感じしますね。けっこうシャれてます。
この日の夕食はカーディフで食べる予定なので、チラチラと物色してみました。見た目はどこも入りづらそうなんだよね、正直言って。

ほんとはこのあとカーディフ・ストーリーとかいう博物館へ行く予定だったけど、あまりの雨模様にモチベーション低下。なんとなくこのままベイ方面まで歩いていくこととした。鉄道も走っているようだけど、あえて歩きます。

地図上ではわりと近そうだったけど、雨の中を歩くと結構遠いわ。やっぱり一駅だけでもいいから列車に乗るべきだったのであろうか?ただの住宅地を歩きだしてわけがわからない。
なんかどんどん人気のないところに進んでいるような気がするんですけど、無事にベイまでたどり着けるのでしょうか?