8/9 カーディフ ベイ cardiff bay
歩いていると、なぜか見えてきたカーディフ・ベイの駅。
・・・・・・ここってホントに鉄道の駅なんだろうか・・・・列車なんて見えねーぞ!列車の音もしてないようだし・・・・・歩いてきて正解ってやつですかね。ま、この辺で人通りの多い方に曲がりましょう。


でかい建物があったので近づいてみると、レッド・ドラゴン・センターということなので、入ってみました。
映画館・ボウリング・カジノ・レストランが入った総合エンターテイメントビルと言えばいいんでしょうか。レストランはカジュアルな感じのものが数件入っているようであります。
この中にある、ドクター・フーの展示に直行。当然のように、子供連れ中心に結構混んでいますな。


ドクター・フーのダーレク
番組を見てない人には、なんのこっちゃの話でしょう。英国の人気SFドラマの登場キャラの博物館みたいなもんです。たしか1960年代から続いている番組なので、自分が見た2005年以降なんぞは一部分でしかない。ほとんどの展示品も見たことない物が多い。
とは言ってもやっぱり人気なのは最近のキャラなのでありまして、ダーレクという殺人ロボットを写してみました。怖いですねえ・・・・ドライアイスまで使ってるし。半分子供だまし的キャラなところが、あえて良かったりする。

最後にあった売店で、このダーレクの置き物というかミニチュア玩具を買おうかどうか散々迷いましたが、結局は止めた。
どこか頭の中で、いい歳こいてロボットのおもちゃを買ってどうするんだか・・・・という考えが脳裏をよぎってしまいました。それに、こういったところではありがちですが、値段もやや高いような気がしたし。


てなことで外に出てみたけど、まだ雨が降っておる。何があるんだか知らんがミレニアム・センターなんてところに入ってみました・・・・・・・・・・・・べつに、なんていうところでもなかったな。クラシックかなにかのコンサートホールでしょ?売店だとかちょっとしたギャラリーはあったけど。


ミレニアム・センター
でも、建物の外側はなかなかインパクトあります。ウェールズ語で書かれているので、意味が全然わかりませんが、おおっ!と思う迫力はあるなあ・・・・・文字の部分はガラス窓になっているようです。

しかし雨が強くなってきたので、この辺で隣にあったカフェに入ります。雨になるとカフェは儲かるかも知れません。
カフェを出たところで、やっぱり雨は収まる気配なし。むしろ土砂降りになるいっぽう。このあたりで、もう気持ちの中でキレました。雨なんて気にしながら観光してもつまらんから、このまま意地でもベイまで歩きます。雨なんてへっちゃらです!

きれいなレンガ造りの建物があったので入ってみました。ピアヘッド・ビルというものらしいですね。ウェールズ議会に関する展示のようであります。ここは入っていいのか悪いのかわかりづらいですな。一応、無料で見学できます。


次にはガラス張りっぽいたいそうな建物があったので入ってみると、警備が数人立っていて、物々しい雰囲気。いわく、見学ツアーもやっているんだが、ここは議会なので・・・・・・ああ、それはすいませんでした、とばかりにすぐに出てきてしまいました。どうやらウェールズ国民議会というところだったようです。
天気が良ければ、建物を見るだけでも価値ありそうなんだけど雨降りなので残念。外の階段にはスレートというか石炭みたいな素材が使われているようですな。

ビジターセンター

さらに奥の方へ歩いたところにあったビジターセンターは、ガイドブックでも見たことあるぞ。建築デザイン賞を受賞したユニークな外観ということらしい。たしかに筒型の建物はなかなかきれいです。中にはいると、ベイエリアの未来模型なんかが飾っています。
あ、ここでも売店でダーレクのミニチュア発見!しかもさっきより安く売っている!し、しかし・・やっぱりやめとこ。

さらに、となりにあったノルウェー教会というところに入ってみた。もともとノルウェー人船員のための教会だったようですね。カーディフってノルウェー人がいたんだ〜・・・・と少々不思議な感想も出てきてしまうってもんです。アートセンターが見学できるんだが、それほど記憶にも残ってねーな。ま、そういうところです。


中央駅までの帰りはバスに乗ってみました。最初っからバスで行けば良かったんだよな〜・・・と、後悔する。でもバスってどうも避けてしまう。行き場所わからないから。

再度セントラル・カーディフに戻ったあたりで、雨が止んで日も照ってきた。どうしたもんでしょうねえ、喜んだほうがいいのか悔しがるべきなのか。

ジェイミーズ・イタリアン

本屋とかでちょっとショッピングしたあとは、夕食!
昼間に歩いたときに気になった、ジェイミー・オリバーのイタリアン・レストランに入ってみました。ジェイミーって誰じゃい!と思いの方に言っておきますと、英国のカリスマ・シェフみたいなもんです。

思ったよりも、ずっとカジュアルな感じ。入りやすい感じがあります。一瞬、スターバックスかなにかと間違えてしまいそうな雰囲気もちらほら。
英国でまともなイタリアンというと、イタリア人経営のようですが、ここは料理をしている人、テーブル係りも英国人のようですな。英国国内に数店あるようです。ちなみに、ジェイミー本人はいません。

・・・・・・・・・わ、わりとウマイ!英国のレストランとしては出色のおいしさ。こんなまともなイタリアンでいいのだろうか。
とは言いつつも、英国アレンジもされているようです。どこが違うのかは表現できないのだが、日本にあるイタリアンが、日本的であるように、英国のイタリアンは、やっぱり英国っぽいのでありました。

カーディフ!なかなかいい町ですな。住みたくなってしまいました。


the white house, swansea 泊