8/5 ブリクサム brixham

ペイントンのバスターミナル

さて、プリマスからブリクサムまで移動しますけど、バスでの移動は結構大変。途中のペイントンというところで乗り換えがあります。今回は2人だったし乗車の時もチケット買ってもらったので楽しましたが、1人だとチトきついかもしれんと思うのであった。地方でバスに乗るときは執拗に事前チェックをしておいたほうが良いのではないでしょうか。ま、日本で旅行するときもそうですけどね。

ペイントンという町も小さいながら落ち着いたいい町のようです。バスから蒸気機関車が走っているのが見えました。観光向けなんだろうけど乗ってみたかったな。この町は博物館もあったみたいだし、海も綺麗そう。時間があったら見て回りたい所でありました。今回は素通りしまっせ。


ブリクサム港
ブリクサム!とんでもない田舎と思っていましたが、結構観光客が集まっています。こういった辺鄙な小さな町であっても、ちょっとばかし景色が良ければ人は集まってくるのが英国の不思議なところ。さすがに英国人がほとんどなのかな・・・って気はした。アジアンはどうやら自分だけのようですね。石なげられたりしないかと不安になるのであった。ま、思い過ごしでありますが、英国のド田舎を見くびっちゃいけまへん。ロンドンと違ってムチャクチャ閉鎖的だったりしますから。

しかし、たしかにこぢんまりした綺麗な港カラフルな住宅ですな。港にしては驚くほど水がキレイ。みな港のベンチか手すりに腰掛けて景色を眺めています。フィッシュ&チップスを食べながら・・・・っていう人が多そうですな。もう5時過ぎだから食事にはいいときなのかもしれん。


ゴールデン・ヒンドというレプリカ帆船
あんまり時間がないのでさっそくゴールデン・ヒンドという帆船に乗り込みます。一応博物館みたいなものになっています。見た目からして甲板と内部にちょっとしたショップがある程度だと思ったら、結構ちゃんと展示されていて、内部も入り組んでいて見応えがある。主にパイレーツの歴史を展示しているようです。

本日は天気はいいんだけど、日本に比べたら全然真夏らしくない気温。20〜22度くらいでしょう。しかしながら、港では海に飛び込みをする若者が後を絶ちませんな。ああいうのが英国の夏の風物詩ですよね。 しかしいつ見てもよくやるなあ・・としか思えない。第一危ない。第二に寒いだろ。そんなことをゴールデン・ヒンドの甲板から見ているのが、なかなか乙なものです。世の中結構平和な気がしてしまう。


ブリクサム中心地
この日はブリクサムで夕食をとることにして、早速フィッシュ&チップスを専門に出しているレストランへと行ってみました。レストランって言ってもフィッシュ&チップスですからねえ・・・ま、庶民的なファミレス地方版といったものです。なかなかオーダーを取りに来なかったり、注文したものが来るのも結構時間かかりましたな。混んでいるっていうのもあるんだろうけど、どちらかというと、田舎らしいのんびりしたペースのようです。ここでイライラしていてはいけません。どうせこちらは休日の観光旅行なんだし、ゆっくり待っていれば良いのであります。
しかし腹すいたな。 港町はやっぱり魚がおいしいようですよ。ロンドンの油ばかりがギトギトした感じと違って、魚の新鮮さもわかる感じです。でもまあ、山盛りチップス食べ終わったあたりで飽きる感じがあるのも確かであります。

外に出てみたら港の広場でコーラスやっていました。多分地元の教会を中心とした人たちなんじゃないかと思うんだが、実際のところはよくわからん。

なかなかお上手です。ポップミュージックなどではなくて伝統的なものかクラシックのようですね。
ま、教会だから当然ではあります。遠巻きに見ていて、なんとなく心洗われた気分になったのでありました。
こういったガイドブックにも載らない町に来てみるのもいいもんです。


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