8/5 プリマス plymouth
さて、プリマス。今回の旅行で唯一天気が良かった日であります。この日は最高でした。とても気持ちがいい日本晴れ、いや英国晴れ。天気がいいと気分も高揚しますな。

どうも最近、自分の精神状態が天気に左右されることをつくづく実感しつつあります。
英国好きになったのは失敗かもしれん。いや、だからこそ晴天の日がとても貴重な一日となるのであった。


ホ−の丘からの眺め
とりあえず、カフェで休憩。オープンカフェで開放感を味わうのでありました。外で食べたり飲んだりするのって大好きであります。もう、それだけで英国に来て良かったと思うのであった。

さっそくホーの丘へと向かってみました。一番有名なスポットらしいし。おお!いきなり広がる緑の芝生と海じゃ〜!とても爽快。やっぱり市民の憩いの場所らしくて人が多いぞ。観光客も多いんでしょうね。人が多いっていっても、適度に多いあたりがいい。英国って人口密度が低いんだかなんだか、日本にいるときのようなウンザリする多さっていうのはありません。あるとするとホントに中心部のロンドンだけ。


ドレイク船長の像の側には遊戯施設が!
なにやらアトラクションのような遊戯施設も数カ所あります。写真で写っているのは、まだ動き始めて最初のほう。そこからさらに上の方までブランコ状態で揺れ上がっていきます。ちょっと面白そうですが、最近の自分はこういったものには弱くなっているので、やめておきます。あんなのに揺られたら、吐きますわ。
しかし、ドレイク船長の像はあんなところにあるんか・・・・・・近くで見たかったけど、巨大ブランコに脳天直撃とかされたら困るのでやめておきますだ。せっかくの英国史に名高い航海の町もエンターテイメントには勝てないようなのであった。

このあとプリマス水族館のあたりへと行ってみました。わりとキレイな地区ですね。水族館は正直言ってあまり興味がないのと、どうせガキどもがウジャウジャいるんじゃないかということもあって、中には入らなかった。どうも動物園とか水族館の類は好きな所じゃないですだ。

いちおう人の良さそうなこと書いておきますけど、動物にとってはただの幽閉ですよね。牢屋と言ってもいいのかも知れない。痛々しくて見てられないんでありますよ。自分があんな風に閉じこめられたことを想像したらゾッとしますだよ。とくに入院して以来、閉所恐怖症気味なんですから、なおさら居たたまれないです。


ホーの丘のスミートンズ・タワー
ホーの丘からバービカン方面に抜ける道は、なかなかシックなシャレた店が多い観光客ゾーン。カフェなどの食事処や土産物屋が多いあたりは、日本の観光地と趣は変わらんって気もする。フィッシュ&チップスはちょっと惹かれますな。
こういった海辺の町は、だいたい魚がおいしい。しかーし!ここで油っぽいもんを食べている場合ではないので、素通りするのであった。

そのあとエリザベス朝の家を訪れてみた。なかなか探すのに一苦労。
目立った看板がないからわけがわかりませぬ。16世紀の家らしい。こうやってみると昔の英国人って、わりとこぢんまりした空間で生活していたんじゃないかと思う。3階まであるあたりは広いって言えば広いけど、開放的なほどな広さは感じられない。ベッドなんかもビックリするほど長さがなかったりします。このエリザベス朝の家、べつに王室とは無関係だった。エリザベスって聞くとすぐに王朝の別荘かなんかを想像してしまうけど、エリザベス朝時代の家ってことらしいですね。当たり前でしたかな。


バスステーション近くにあった教会

続いてはマーチャンス・ハウス。昔の市長の家だったらしい。ここも3階くらいあった。17世紀の家らしいけど、中の展示物は主に世界大戦中のものが多いようでした。学校の教室を再現したものが面白かったかな。ここも探すのに周辺を一週してしまった。

そのあと、コーヒー・リパブリックで再度休憩。なぜかスターバックスのとなりにあった。
いつもどおり外で休んでいて見たところによると、スターバックスより客が多いような気がする。値段が安いのかな・・・・それともやっぱり英国の企業のほうをみんな選ぶのかなあ・・・・などと部外者としては思いはせるのであった。

この日の天気はすごくいいんだが、やっぱり風は秋風っぽかった。なんか8月初めにして夏の終わりを感ぜずにいられない。

さて、せっかくのいい天気。プリマスも博物館・美術館を除けばだいたい見るところは見た。この際だからこの日のうちにブリクサムまで行こうということで、バスステーションへと向かったのでありました。