5/4 ブリストル bristol
バースからバスに乗って、ブリストルというところに行くことにしました。英国の中では住むにはいいところ、という評判があります。

特に何の変哲もないバスではありますが、なかなか楽しい。まったく違う土地のバスって、体験するだけでも新鮮であります。

バスステーションから、SSグレートブリテン号という船を見に行くことにしたんだけど、歩いていくと結構遠い。


対岸から渡れないSSグレートブリテン号
やっと、船の目の前まで来た!と思ったら川があって反対側に渡れない!すぐ目の前に見えるのに橋っていうものが、ここにはないんでしょうか〜?・・・・・地図で確認したけど、橋までかなり距離があるみたい。川を渡る連絡船みたいなものもあるんだけど、どうやらまだ2〜3時間先までないみたい・・・・・・・あんまり観光客とか多そうじゃない町のようであります。

しょうがないので、さきにサスペンション・ブリッジまで歩くこととした。ちょっとした探検・遠足気分です。


サスペンション・ブリッジ

しっかし・・・ぜんぜん遠い・・・・・途中から近道らしい山道を発見したんで登り始めましたが・・・・・・・ああ、なんで橋まで行くのにこんな厳しい道を登らなきゃなんないのか、わけがわからなくなってきた・・・・・・・・・だんだん気が遠くなってきましたな。

ああ!やっとサスペンション・ブリッジらしきとことが見えてきました・・・・・・ここまで来ると、意外にたいした距離でもなかったなあ・・・・などと思うのであった。 いい運動になったし・・・・・


やっとサスペンション・ブリッジに到着
なかなか壮観であります。ブリストルではたぶん一番有名な観光スポットだと思うけど・・・・・吊り橋としては、英国で一番高い場所にあるもののようです。

では、さっそく渡ってみましょう・・・・・・・・げ!渡りはじめて10メートルくらいで、早くも後悔した。こ、こんなに怖い思いはひさびさ。英国一の高所恐怖症泣かせのスポットです。ちなみに2番はセントポール寺院のてっぺん。3番は大火記念塔かな・・・・ああ、そんなことはどうでもいいです、で、でも、引き返すのもなんだか・・・・・・・せっかく来たんだし・・・・・他の人は全然平気そうだし・・・・・橋の下や横に見える景色には一切目を向けずに、ひたすら3メートル先の足下だけを凝視して上半身固まったまま歩く自分なのであった。ここまでして歩く意味があるのかどうか、疑問も沸いてくるのであった。


橋から見おろす恐怖の光景
ああ、やっと渡りきりました。もう放心状態であります。勇気を出して2〜3枚写真とったけど・・・・こ、こんなところに橋を造る人間の気持ちが知れません。

そばにアイスクリーム販売の車があったので、口直しに食べておいた。ああ、結構うまい。・・・・・でも地図を見ると、こっち側からじゃかえって遠回りじゃないんでしょうかね・・・・・・・・で、また橋渡って戻らなきゃなんなんじゃねーの?・・・・・・・もう勘弁してくださいよー・・・・・でもしょうがない再度恐怖の体験をしたのでありました。

場所も、景色もいいところなんだけどねえ・・・・・耐えられませんわ。

昼にはカフェでサンドイッチ食べてみた。・・・・・・店員も学生みたいだし、客もほとんど学生っぽい。大学があるらしいんだけど、なるほど、英国内では若者の街といった雰囲気です。 通りを歩いている人も若者ばかりです。

再度、バスステーションから、今度はバスで先のSSグレートブリテン号まで行くこととする。最初からこれで行きゃあよかった。

SSグレートブリテン号のスクリュー!
こっちは、19世紀に世界最初のスクリューを使った豪華蒸気客船です。実際、あんまり期待もしてなかったんだけど、展示としてはなかなか良くできてるし、思ったよりも広くて見応えもある。

客船内部も再現されているんですが、蝋人形とかが、ちと不気味で怖いっすな。見学者もあんまり多くないし・・・・・・・今日は恐怖の体験シリーズですな。

実際にはかなりいい展示なんだけど、あんまり知られてないんじゃないかな・・・・と思う。学生の町だけに歴史的なものにはあんまり人気が集まらないのかもしれない。日本のガイドブックの扱いも冷たいもんだったし・・・・・ 町の中心からは少し離れてしまっているのも人が少ない原因かも。

たしかに若者が多くて音楽や美術なんかの文化も盛んそう。いい町っていう人の気持ちもよくわかる。
個人的には、若すぎてちょっと敬遠したくなったけど。交通機関がワケがわからなさすぎて不便だしなあ・・・・・
ま、永住場所としては別なところの方がいいかな・・・・・と、思ってしまったのでした。

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