8/12 ウィルミングトン wilmington

セブンシスターズですっかり心も洗われたところで、次にどこへ行こうか・・・と思っていると、友人に不思議なものを見に行こうと言いだした。
不思議なものってなんなんでしょ・・・・・・ああなんだか見てはいけないものを見に行かされるような気がして怖いっすね。死体とか骸骨じゃあないでしょうね・・・・・死体じゃ犯罪だけど・・・・

英国の田舎って、ほんとに絵に描いたような田舎道がありますね。車は走っているんだけど林の中をはしる狭い道路が多いです。もう何世紀も変わってないんじゃないかなあ・・・と思わせます。こういった異国情緒もいいもんです。



ロングマンの案内ボード
日本なんか、今じゃあ地方の町に行っても道路は広くてアスファルトできっちり整備されてたりしまうからねえ・・・・・・北海道だけかもしれんが・・・・

林の中をはしっていった先は、ウィルミングトンといった町。ぜんぜん知りません。ガイドブックにも載ってません。駐車場には数台車が止まっているが、友人の話によるとナンバー見たらドイツ人らしい。

ドイツ人!さすがマニアックですな。ロンドン市内であまり見ないと思ったら、こんなところに来てたとは!しかし車で来るんですね。日本の国内旅行の感覚なんだろうか・・・・・


これがロングマンです

と、見上げるとなにやら巨大な人間の形が山の斜面に描かれている。70メートルの高さ・・・・・・・なぜ?・・・・それはわからないらしい・・・・もう数百年前からあるらしいけど誰もわからないようだ。
どうやら石灰質の山なんで、掘ると白くなるみたいですな・・・・・・現在は観光向けにコンクリートを埋め込んでるらしい。

しかし英国はミステリーサークルとか、この手の宇宙船向けメッセージみたいなものが多い国で、不思議ですな。やっぱり整備された芝生が延々と続いている丘陵地帯を見ると、なんか書きたくなるんでしょうかね。

てなことで、英国の不思議も見たところで昼食へと向かう。町中のチューダーハウスというレストラン。雰囲気はいい。さて英国らしいものでもと思ってプローマンズランチを注文。

これでプローマンズランチは2回目ですが、いつ食べても評価は微妙なのであった。あの漬け物みたいな添え物のクどさは、いつ食べても飽きる。・・・・・
ついでに皿にのってるチーズは英国らしいパサついたチーズでおいしいんだけど、量が異様に多い。1回に食う量としては半端じゃありませぬ。
このままラップにくるんで日本のスーパーに置いたら850円で売れそうな大きさです・・・・・・・ああ、なんだかだんだん血糖値が上がってきたような気分になってきたなあ・・・・・・・ほんとはあっさりした食べ物のはずなのに・・・・・もう食べませんこれは。


反対車線渋滞中のM25

まだまだ南東イングランドを見て回る予定だったが、足も疲れてきたのでここでロンドンへと帰ることにした。

さすがに天気のいい夏らしくて暑いし、ロンドンへはいると道路は渋滞しておる・・・・・・・日本よりぜんぜんマシだけど、やっぱりこの国も渋滞するのであった。

最終日は前と同じように友人宅に泊まらせてもらうことにした。母上に挨拶とお土産渡して・・・っと。いつもながらに緊張いたしますな。だいぶ会話が理解できるようにはなってきたのであった。

母上 ”暑かったでしょう・・・・なにか冷たい飲み物でも飲みなさい”・・・・・・・

ああ、ありがたいですねえ・・・・・のど乾いてたんですよ〜・・・・・・ロンドン市内も今日は暑いし・・・・・
もう水でもなんでもいいです・・・・・・・・・・・あ、ワインですか・・・・・・・・・・
や、やっぱり日本人とはちょっと感覚が違うようなのであった。


enfield 泊