12/28 王の帰還 the return of the king
ああ、とうとうやってきたのだよ。ロンドンでの初めての映画館。ホテルはエンフィールドにあるので、映画館もエンフィールドの中心街にあるUGCシネマで見ることにした。
友人に確認したところ、ホテルから映画館まではちょっと遠いっていうこと・・・・・終わるの深夜だしなあ・・・・・・あ、車で送ってくれるんですか・・・・・・・すいませんねえ・・・・・ああ・・・そんな帰りのタクシーまで予約してくれるとは・・・・・・1人で何もできない自分なのであった。とりあえず感謝!

劇場もそうだったけど、映画館もアルコールが飲めるバーがあるんですねえ・・・・・ホントに意外。もちろんここではビールを飲んでしまった。英国に来てから、なんかずいぶん酒飲みになったんじゃあなかろうか・・・・・ついついロンドンに来ると、飲んでしまうのであった。

でも、日曜日だからかどうか知らないけど、けっこう混んでいる。チケット売り場で10分以上並んで買ったのであった。もちろん、
ロード・オブ・ザ・リング〜リターン・オブ・ザ・キング!を見るためなのだよ。ああ、日本よりも先に見れるなんて、なんて幸せな・・・・

ポスターは日本のほうが、かっこいい・・・
席ははじっこの方しか残っていなかったけど、この際関係あらへん。初めての映画館は緊張しますなあ・・・なぜか。ええ・・・と、まだ日本で公開されていないので、詳しく書くことは控えておこうかなあ・・・・・うへへ・・・悔しいか?
それに自分の場合、こういった映画やコンサート、劇などの類を評価させると、必ず辛口になっちゃうからなあ・・・・やめておきまっせ。
正直な感想を言うと、やっぱり、もう一つグレート!とは言えない気分が残ってしまったのであった。
ううう・・・結局書いてるやんけ・・・・感想だけ書いてしまいませう!

多分、自分はねえ・・・もうちょっと感動的な終わりを求めていたのかもしれない・・・・・

原作も読んでいるので、あの終わり方は原作どおりだってわかっているんだけど、映画の方はもうちょっと映画らしく、すっきりと作ってくるんじゃないかと期待していたんですよねえ・・・・・
特に最後の20〜30分。見ている観客も、”これで終わりかなあ・・・・?あ、まだ続いてる・・・・お!これで終わるかなあ?・・・・あ、まだ?”・・・・てな雰囲気が読んで感じ取れてしまいました。最後には、なんだ?この最後は?という劇場の漠然とした空気が何ともいえませんでしたね。

とは言っても、この作品はやっぱり偉大!3本分まとめた結果として、今年はアカデミー賞の作品賞をあげてほしい思います。戦闘のシーンはすごいです。クモも想像どおりグロテスクでリアルでっせ。 迫力はあります。(後日付け足しコメント−祝:作品賞その他受賞!)

劇場は、ほかのエンターテイメントと同じく、日本よりはやや年齢層が高い感じですね。家族づれできてるのも多いようだよん。

英国人の反応としては、ゴラムとかギムリ、といったズッコケ系のキャラがなぜか受けていた。アラゴルンとかレゴラスの戦闘シーンでは拍手する人までいたりして、素直な反応が多いようですね。


UGCシネマ
ということで、映画館を出たときには外は暗い。タクシーはなぜかピザハットの裏口で待ち合わせ、ということだった。
・・・・・・・来ませんなあ・・・・・しかし、ピザハットの裏口ってどこだ?ピザ屋に裏口なんてあるか?でも一応裏の方で待つ。もう20分も経ったから、人も歩いてないし、いやだよ〜・・・寂しいぞ〜ちょっと怖くて不安だぞ〜
気になって正面まで来てみる。・・・・さっきから停まっている赤い車って、もしかしてタクシーなの?実はそうだったりして・・・・
あ!手振って呼んでいる!
やっぱりそうだったんかいな・しかし普通の車やんけ・・・・・これってミニキャブってやつなの?とりあえず、よかった〜・・・・・・・・と思っていいのか?

運転手: オークロッジホテルまでだろう?
自 分 YES!
運転手: ?$%%?!*`+*@・・・・・・
自 分 ・・・・・・・・・・・・・・・?
運転手: ¥??#$%$#l:**・・・クリスマス??&&%$(#+}・・・・・・
自 分 (クリスマスは楽しめたかい?ってことだよな・・・・・・) YES!
運転手: ・・・・・・・・・・・・・・?
自 分 ・・・・・・・・・・・・・・?

お、恐るべし、コックニーイングリッシュ!じぇ〜んじぇん聞き取れまへ〜ん!
そのあと、お互いに沈黙が続いたが、ホテルには無事にたどり着けたのであった。

oak lodge hotel 泊