1/26 ロンドン London
この日はホテルをチェックアウトして、そのままパディントン駅へと行く。
次のホテルのチェックインまで荷物を預けるのにコインロッカーを探すけれど、ない。
イギリスって、コインロッカーないのか?スイスはあったけどな。防犯上の問題かね?
しかたなしに荷物預かり所へと行く。4ポンドね。高いかもしんない。

午前9時半まで待ってワンデイトラベルカードを購入する。これで今日1日、地下鉄とバスが乗り放題なのだ。
地下鉄セントラルラインでタワーヒルまで行くのだが、どっち廻りが早いのかようわからん。急いでないからどっちでもいいやと北回りで行く。

地下鉄はやっぱりいろんな人種でいっぱいだ。地下鉄の中では新聞を読むのが一般的みたい。しかもそのまま窓枠などに残していくので、午前9時半にもなると朝刊でいっぱい。それを乗ってきた人が読み始めたりする。
日本ではちょっと恥ずかしいけど、こっちは拾って読むのも当たり前みたいだ。

あ、もうひとつ。意外なほどに携帯電話が普及していた。英国人ってハイテクあんまり好きそうじゃないんけどな。
携帯電話にイヤホーンと小型マイクをつなげて話す人までいる。あれって駅でいきなり笑い出したりして、ちょっと不気味。電話してるようには見えないんだよね。


ロンドン塔のホワイトタワー

地下鉄は何度か臨時停車してやたらと時間がかかったけど、無事タワーヒルへ。

おお!この辺のほうがロンドンの観光地っぽいなあ・・・・ロンドン塔へと行く。
有名らしいカラスのレイブンもしっかり見てきた。刺されそうで怖え。

ロンドン塔でも衛兵の交代式ってあるんですね。1名の交代だけどさ、なんだかちょっと観光用にしては衛兵が寂しそうなので、遠くから見ていた。

日本人の観光客がしっかり近づいてビデオ撮ってました。ちょっと幻滅するなあ・・

ホワイトタワーの中は、不気味な博物館といった風情。階段がやたら狭い。
でもイギリス人ってこういう古い建物直すの得意だなあ・・・・できれば階段直すのも板じゃなくて石で直してほしかったな。
でも、雰囲気あるから写真でも撮っておこう。

これは後から知ったことなんですが、ここって大殺戮繰り返されたところで、心霊写真のメッカらしいじゃないですか。自分の撮った階段の写真もよく見ると、顔みたいのが写ってるように見えるのですが、勘違いかなあ・・・なんかヤダな。


タワーブリッジ

そこから今度はタワーブリッジへと行く。やっぱり自分にとってのロンドンは、バッキンガム宮殿でもビックベンでもなくて、タワーブリッジだよな。

逆光で見てもきれいな橋なのだなあ・・橋を渡っていくと、エクスペリエンスとかいう記念館があった。
あの橋のタワーの中です。

でもこういった記念館で見せるものって日本もイギリスも同じで、どうでもいいビデオを見せられたりする。 でも景観は抜群だー。上部の橋の部分を渡ることができた。テムズ川もきれいだぞ。
そのまま反対側へとわたって、バトラーズウォーフを見て回る。今ロンドンでは一番おしゃれなウォーターフロントらしい。
うーん思ったほどでもなかったかな?

日本だとこの手のウォーターフロントってかなり規模がでかいけど、ロンドンではわりと小ぢんまりしていた。
しきりに工事してるとこもたくさんあったので、これからなんでしょうね、ここは。

そのあとまたタワーヒルの駅近くに戻って、露店のホットドックを食べる。
うまーい。これまた人生最大のホットドックと称するぞ。
歩いていったら、またまた露店。いやーこういった露店にゃ弱いのだよ。
フィッシュ&チップスたのんでしまう。おお、量が多い。食えるだろか?
でもうまいなあ。誰だ?イギリスの食事がまずいって言ったの・・・
結局チップスは食いきれん。鳩にばらまく。動物好きを気取るのもイギリス風でいいやんけ。

このあと、地下鉄のセントラルラインでベイズウォーターまで戻った。
今度は南回りだ。しかしロンドンの人は、早歩きでせかせかしてる印象ありましたが、通勤時間でなければ比較的みんなのんびりしている。
ハイドパークを見てから、町中を歩いてみた。この辺は結構閑静な商店街で今までの通りとは違った雰囲気がする。意外と人は多かったと思う。

名前は忘れたけど、ショッピングセンターに入ってみた。
わりと庶民的な感じだ。
その中の2階にBooks Etcという本屋があるので、入ってみた。
あらら、ロンドンの本屋って不思議だなあ、店内のイスで寝ている人がいるし、喫茶コーナーではお茶飲みながら本読んでる。
あれって買った本か?違うよな、売り物だよあれ。
まるで図書館に喫茶店があるよな感じ。
ロンドンの人ってこういう教養物にはゆとりある生活してるよな。

そこで、英語の語学教材があったので買っていこうと思って選んでいると、警備の人が約2メートルくらい離れて、こっちを監視している様子。
べつに盗んだりしねーよ。
あのね、全部英語で書いてるからね、選ぶのにも時間かかるんすよ・・・・・
でもそんなこたー気にしちゃいられない。じっくり選ばさせてもらう。
2冊選んでレジに持っていく。レジには防犯カメラのモニターがあった。
あんたかい!警備呼んだのは。
でも悪いことしていないし、日本でもあることなのでかまわん。こっちは意外と金もってんだぞ。


冬のロンドン市内

パディントン駅に戻って預けていた荷物を引き取り、さてホテルへと行かなきゃ・・・。もう通勤客多そうだから、重い荷物持って地下鉄乗るのなんか気がひける。・・・・・・・そ、そうだタクシーじゃ。

タクシー乗り場で並んで、さて自分の番にきたタクシーは、なんと黄色
・・・・うわ!どうせなら黒いのが良かったんだけどなあ・・・
ジャーミンストリートと言うと。OKと言ったので乗りこむ。
あれ?タクシーって荷物運んでくれるんじゃなかったけ?

乗ってる最中、ジャーミンストリートのどの辺?と何度か聞かれるが、こちらはただホテルの名前を繰り返すのみ。どの辺って言われてもねえ・・・
でもOK!大丈夫。と言ったので一安心。
も、頭の中ではチップどうしよ・・・・と計算が始まる。
10〜15パーセント位でしょ?9ポンドなら10ポンド渡しゃーええんだろうか。8ポンドなら?・・・・・だんだん面倒になってくる。

お、びったりホテル前だ。小さいホテルだからね、見つけづらかったかもね。
料金は7ポンド50ペンス位。10ポンド札渡して一応お釣りをもらう。
お釣りの中から1ポンドだけもらって、残りは "Thank you" と言って渡すと、またまた驚いた表情される。でも途端に機嫌が良くなって、ありがとう・・・いい旅を楽しめよ・・・がんばれよ!みたいなこと言われて、親指を突き出したゼスチャー。若い兄ちゃんだったけど、面白い奴っちゃな・・・


22ジャーミンストリートの部屋

最後の2泊は、ちょっと無理して豪華なホテルにした。
今回の旅行のハイライトなのじゃ。

ホテルはさすがに白人の方でした。でもイギリス人かどうかはわからん。イタリアかフランス系のような気もするが、でも上品な紳士ばかり。

ポーターにチップも渡す。
だんだんチップも慣れてきたな・・・意外と、もらうほうも渡すほうも気分のいい習慣かもしれんな。

プチホテルなので、豪華なロビーとかレストランもないけど、でも部屋の中は豪華。イギリスらしい趣味の良さ。

すげー!この部屋はすごいぞ。
自分には歩相応じゃない事もわかっているけど、落ち着くいいホテルです・・・・・・高いけど。
バスや暖房もちゃんとしてる。
ああ、幸せだ。やっぱり全部B&Bじゃなくて良かった・・・・などと昨日とはうってかわった勝手なことを思いながらも、だんだん終わりに近づきつつある旅行。
日本のこと考えると、気が重い・・・


London 22 jamyn street 泊