ということで、暇を感じるひまもなくあっという間にヒースロー空港へ。
ここでまず最初の難関じゃー。トランスファーなのだ。英国航空の機内紙にはconnecting
flightの方向に進んでいってターミナル1へのバスに乗るということだった。
あ、わかるわかる意外とわかりやすいぞ。という感じですんなりX線検査も突破。なんだ、意外と観光客に親切な表示になっとるじゃん。
待合室付近には免税店など含め店がいっぱい。この中のWHSmithとかいう本屋で買ってみることにした。ロンドンの案内誌TimeOutとついでにマルボロ1箱じゃ。指差しながら言ったせいかちゃんと通じた。これでRとLの発音もばっちり!といい気になったのでした。
こんどはジュネーブ行きの飛行機に乗る。
みんなビジネスマンみたいで怖えーな。旅なれとるー。全部外国人じゃー。
しかし国際線って1時間半のフライトでも機内食出るのね。ちょっと嬉しいもんです。 ここでもオレンジジュースをたのんだ。一番通じそうだったから妥協してしまった。
ジュネーブのコアントラン空港に到着したのが夜9時40分頃。
スイスの 入国審査ってずいぶん簡単なんですね。パスポート見ておしまい。
スタンプさえも押してくれません。ちょっと拍子抜け。
両替所ももう閉まっているので、ああどうしようかなあ・・・と空港の中をうろうろしていましたが、そのまま列車の駅まで重い荷物を引きずり歩いていった。
切符売り場も閉まっているので自動販売機で買うのだが、もういきなりフランス語 かよー。英語も併記されているのでそれを頼りになんとかコルナバン駅までの切符
を買った。
待っていた列車は薄暗い日本の地方の鈍行列車のようでした。しかも人がほとんど乗っていない。この時点で不安増大。海外の夜は危ないという先入観のもと心臓がバクバクしてくる。
しかし列車は約7分後に無事コルナバン駅へ到着。
今度は駅前から近いと思っていた、ホテルが目の前に見えない!
げげ、この夜の道をいかにも観光客ですと言わんばかりに、バックをガラガラ音させて歩くのかよー。うぎゃー襲われちゃうぞー。
でもきっと近いはずだから、もう早足で急ぐ。顔は平静を装うが心は動揺を隠せない。立ち止まるのさえ嫌なので信号無視もはばからづに歩いたら、あ、あった、ストラスブールユニベル・・・外から見たフロントのおじさんは優しそうだ。
ストラスブールユニベルの部屋
ああ、良かったー。
"I have a reservation." などと息を切らしながら言ったら一応通じた。
初めてのホテルカードにうろたえ、パスポート番号を書き忘れると、なんか冷たく ”ここも書くの!”みたいに言われ、朝食の説明もちょっと怒り気味。
確かにもう11時近くに なっちゃたけどよ・・・前もってメールで到着時刻連絡してたし、問題ありませんって返事くれたじゃないかよー。
103号室って1階なの?って聞いたら、さらに怒った様子で ”そこのエレベーターに乗って、1を押すんだよ!” ・・・・げげ、そんなに怒るなよー。
このホテル、実は今回の旅行の中では楽しみだったホテルなんだよなあ・・・・・
なんかその思いをいきなり初日に砕かれ、さらに今日はもう何十時間も寝てないことも手伝って着いて1時間もしないうちにベットに入った。
しかも隣の部屋で酒飲んで話してるのがもろに聞こえるし・・・もうスイスなんて嫌いだー・・とうなだれて初日は終わったのでした。
geneva strasbourg-univers 泊