スイスのスキー2000/02/07
スイスのツェルマットでスキーをしてきたのですが、日本のスキー場との違いは。

1 年齢層が高いこと。
2 ウェアーが地味なこと。
3 みんな滑るのが速いこと。
4 スキー場が広いこと
5 ロープ塔

@の年齢層はホント違う。50代60代が意外と多い。だいたいスキー場の中心年齢層が、30〜40代なのではないでしょうか。10〜20代中心の日本のスキー場とは違うし、みんなスキー滑るのが好きなんでしょうね。
あ、若者は向こうでもスノーボードのほうが、流行ってます。


スネガ付近のスロープ

だからというわけでもないでしょうが、Aのウェアーが地味目でした。
自分のウェアーも日本ではかなりシンプルなもので5年くらい使ってるものなのですが、スイスに来ると、これでも新しくて目立つ感じがしました。

スキー板は、日本とあまり違いがありませんね。ウェアーは地味でも板は最新のレーシングっていう人も多かったです。サロモンが多かったかな? ご年配の方々が多いので、みんなのんびり滑ってるかといえば、そうではないのです。Bのみんなホントに速いのですよ。もう抜かされっぱなし。たしかに、スキーの楽しみ方としてはみんなのんびりしてるのですが、いったん滑り出すと速いこと速いこと。
さすがにアルペンのダウンヒル王国なのだなあ・・・などと感心してしまいました。

そういった滑り方ですから、日本のようにウェーデルンばっかりやってる人は存在しません。みんな大パラレル。スーパー大回転のようなターンでかっ飛ばしてます。自分はどちらかというと大回りこそがスキーの気持ち良さだと日ごろ感じてるので、このスイスのスキーはいいと思いました。

Cの広いということは、だいたい想像して行った、というかそれが目的でスイスまで行ったのですが、やっぱり広かったです。
1人で滑るには少々不安になるような、誰もいないコースもあったりして・・・ナイターはなかったようなので、夕方になったら早めに帰るコースを決めておきましょう。迷子になりかねません。

あと、DのTバーっていうのも、少なくともツェルマットの特徴でしょうね。なにしろ氷河の上にコースがあるので、リフトの基礎を埋め込められないとこが多いそうです。で、結局Tバーで昇るコースも特に頂上付近に多いわけです。
最初ちょっとコツがいりますよね、Tバーって。けっこう脚力使うんだわ。
老齢の方が平気でTバーにガンガン乗ってるの見て、またまた驚いたのでした。