he comes from London part 12007/01/03
昨年の9月に英国人の友人が日本に遊びに来ました。そのことをちょっと書いておこうかなっと・・・・・・
計1週間の旅行でしたが、東京・京都・横浜を見て回りました。

もともと、そんなに日本に興味があるタイプでも無さそうなので、とりあえずは典型的なところを回ってきたのでありました。

まずは、食事編から。

食事もねえ・・・・あんまり日本食・日本食にしてしまうと悪いので、イタリアン・インディアン、横浜では中華と、いろいろばらけて食べてみました。少々奮発しましたので、おいしかったです。なかなか日本で食べる他の国の料理もおいしいですな・・・・・・・・あ、自分の意見はどうでもいいですかね。

しかし、意外なところで好評を受けてた食べ物もありましたので、参考までに書いてみましょう。


京都の清水寺です

ちなみに、これが英国人すべてに当てはまるとも言えません。あくまで、いち英国人に受けてたということで、読んでくださいね〜

とんカツ
なぜか、というか普通にカツ定食はおいしかったようです。外国にありそうでない食べ物。洋食のようで日本のもの。ま、普遍的においしいわな。
さらに、京都駅のキオスクで買ったカツサンドも、すごい勢いで食われてしまいました。どおりでポチャポチャしているはずだわ・・・・・・人のことは全然言えんが・・・・

ゴマを摺ってソースを入れたりする食べ方も、そんなに違和感なく拾得されていました。漬け物も平気そうだったし。世界で受けるのは、寿司の次はとんカツじゃ〜 という予感がしたのであった。

生八つ橋

どっちかっていうと、英国には存在しないエグい食べ物だと思うのですが(見た目が・・)、なぜかお気に召したよう。
ホテルのちゃぶ台のお茶受けとして置いてあった、生八つ橋もあっさり食われてしまいました。
そういえば、東寺の休憩所で買った、わらび餅みたいのも結構食ってたし・・・・・ちょっと無理かなあ・・と思った宇治金時かき氷も、あっさり食っておった・・・・・・・・・・・日本製スイーツの未来は明るいですぞ。

その他
箸を使うのに慣れている人はいいんでしょうが、慣れていないと難しいものもありそうです。
旅館やホテルで出てくるような和朝食は、ちょっと厳しそうかなと思った。とくには難しいそう。日本人にとっては定番の朝食メニューなんですけどね。

居酒屋で出てくる枝豆も、あんまりうまく食えなかったみたい。日本人はとっくに慣れていますから、口を当てる部分と手で押す部分を無意識に当り前のようにできてしまいますが、あれは結構テクニックがいるものなのだと、はじめて気づいたのであった。

考えたら、もうちょっと日本的なものを食べさせた方がよかったのかなあ・・・・と、今となっては思うのでありますが、あんまり日本的なものの押しつけもどうかと思ってイタリアンとか中華も食べてみました。
でも、日本にあるイタリアンや中華もこれまた日本的なものかも知れない・・・と思った自分なのでありました。とくに横浜中華街で食べた中華。とてもおいしかったですよ。でもなあ・・あまりにも典型的なメニューすぎて、これってほんとに中華なんだろうかと考えてしまった。唯一、中で働いている女性たちの無愛想さと雑さに、中華を感じてしまったのでありました。