あるのは駐車場だけで売店も観光案内もまったくありません。あくまで自然の状態で保存することを守っているようですな。その辺が変に商売根性が出てきてしまうよくある観光地とは違うところなのであった。
実際、観光アピール不足なんじゃないかとさえ思えるほどです。今まで自分が訪れた中でも印象深い場所ですので、交通機関さえ整えばもっと観光客が訪れそうな気はします。
でもそうなると、いろいろ荒らされてしまうことも多いし、安全対策も特に取られていないようなのであくまで知る人ぞ知る状態がいいのかもしれません。まあすでによく知られた場所でありますがね。
いつもセブンシスターズを訪れるときは天候に恵まれてますな。この日も雲はちょっと多めでしたがとても夏らしい陽気の日でした。不思議なことにそれほど観光客が大挙して訪れることはないようなのでありますな。平日だからでしょうか。日曜・祭日だと違うのでしょうか。いやしかし、日本だと平日であっても観光客は来ているからなあ・・・決して人気のない場所ではないはずなんだが、訪れる人はポツリポツリとしか見当たらない。駐車場スペースが10台〜20台程度しかないんだが、余裕で駐車できます。
てなことを考えながら歩くこと20分程度。さっそくセブンシスターズが見えてきました。いつ見てもあの断崖絶壁の海岸線は感無量です。
そういえば、先日テレビで「ハリーポッターと炎のゴブレット」なんていうのを見たんですが、クイディッチ世界選手権みたいなシーンでセブンシスターズ付近が出てて、ちょっとボルテージ上がりました。やっぱり英国のキャンプ地を選ぶならこの辺が最高だよなあ・・・実際はキャンプなんてしている人はいませんが。た、多分禁止されているのではないか?詳しくはわかりませぬ。英国は法律的な縛りが厳しいのか緩いのか、なんだかよくわからない国ではあります。
いろいろ写真撮影のベストスポットを探してウロウロします。実際見ているときは圧倒的な景観で感動的ですらあるのに、写真で見てしまうと今ひとつスゴさが収まっていない画像になってしまうのは、自分のカメラ技術のせいなのであろうか。それともカメラの設定不足?ま、こういったホームページ作るにはあまりにも簡単なコンパクトデジカメを使ってオート設定にしているのも、このインスタ時代には遅れをとっているのも事実ではあります。ま、今後の課題といたしましょう。
海岸ふちに2〜3件家が建っているのですが、その家を守っている護岸部分が依然来た時とは変わっていることが今回一番の印象。どうやら悪天候時などに浸食・崩壊が激しいらしい。自然の力は偉大です。セブンシスターズは依然来た時と同じように目の前に存在してくれるのですが、人工ののものは時とともに朽ちていくのであった。ま、自然災害的な原因なんですけどね。
あらためてここは圧倒的な場所です。観光客が少ないのもむしろいい雰囲気を出しています。のんびりと訪れて心洗われて帰れる場所などそうそうありません。英国にはそういった場所がいろいろありますが、このセブンシスターズはとにかく必見の観光地だと思います。