ノッティンガム nottingham
ヨークからロンドンへ戻る際に、ヨークシャーエアーミュージアムに立ち寄ってみました。ヨークからもそれほど遠くでもないのでついでに立ちよるなら面白い場所です。ヨークは第2次世界大戦時の空軍拠点だったようで、エアーミュージアムも主に空軍関係の展示になっています。英国ってホントに軍事関係の博物館が多い。軍事マニアは飽きないんじゃないんでしょうかね。

ウェイマス
エルビントン管制塔

数々の航空機が復元されています。第2次世界大戦から湾岸戦争あたりまでのおよそ50機が展示されていて、軍事機の変貌と進化を感じられる展示となっています。管制塔まで再現されており、こういった歴史的価値あるものの再現に関しては、やっぱり半端じゃない文化の高さを感ぜずにはいられない。ロンドンの戦争博物館にはゼロ戦もあったしなあ・・・このエアーミュージアムの売り物は第2次大戦中に活躍した英国の爆撃機ハリファックスです。写真を撮ってくれば良かったんだけどねえ・・・・残念ながら自分が行ったときにはバッカニア機のほうが目に付いてしまった。こちらはかなり最近の戦闘機のようですね。湾岸戦争時あたりまで使用されていたもののようです。


ブラックバーン・バッカニア

思った以上に敷地内は広くていろいろ再現されているので休日の行楽にも行けそうです。行けそうだけど、さすがに子供は少ないような、妙に高齢者が多いような気がするのは、単に平日に訪れたからでしょうか、それともこういった軍事物の展示は高齢者のほうが懐かしむからなのかなあ。
中で
カフェにも立ち寄ってみましたが、なかなかカジュアルで楽しい。紅茶とケーキを食したけど、正解でしたね。カフェ自体も軍の厚生施設で実際にレストランとして使われていた場所みたいです。こういった英国の博物館に来たときは、紅茶とケーキかサンドイッチに限りますな。ハズレなしといった感じです。


オールド・マーケット・スクエア

さて、ノッティンガムです。
ノッティンガムは美しい街として定評があります。実際そんなに美しいかどうかは疑問があるところですが、なかなかキレイにまとまった感じで、道路も細かく分かれていて面白い。たしかに不思議な魅力がある町です。ブリストルなんかと似たような雰囲気があります。
ロビンフッドの故郷ということでノッティンガム城を訪れようと思いましたが、なぜかこの日は閉鎖中。しかたがないので、シティ・オブ・ケーブスという洞窟へと入ってみました。洞窟と言ってもショッピングセンターに入り口があるというとんでもないものですわ。とんでもないんですが、これが実際に人が住んでいた時代があったということがますます不気味です。訪問者があんまりいなくて、当然暗い洞窟を歩くからなおさら不気味感が増します。1人で行くのはあんまりお勧めできない気がする。

路面電車が走っています

そのケーブの近くには
National Justice Museumというものもあったので入ってみました。もうこうなると日本語に訳せなくなってきますな。要するに裁判所かと。中では裁判を閲覧者でシミュレーションで行うようなツアーがあります。個人的にはこういったツアーって苦手。英語ネイティブスピーカーじゃないんですから、あんまりセリフをやコメントを求めるようなツアーは勘弁してほしいものです。ま、やっているほうも心得たもので、いかにも英語が話せなさそうな外国人には役を振らなかったりはします。というわけで、自分は参加しつつもただ見ていただけで終わりました。ツアー自体は割と面白いよ。ちょっと緊張感がある雰囲気で個人的には耐えられませんでした。

ということでノッティンガム。ロンドンへ行く途中に立ち寄るにはもったいないような場所でした・・・・あんまり良さが伝わりませんでしたかね。