城まで続く遊歩道にはガチョウなどの鳥がお出迎えします。池のほとりに遊歩道があってちょっとした散歩気分にさせます。たしかに美しい優雅な感じが城へ向かう遊歩道からも感じることができるのであった。
お城の外観は確かにキレイだけど、それほどたいそうなものでもないかな、と言う気はする。あまり巨大なものではなさそう。コンパクトに小ぎれいにしている城のようです。
内部の展示は当時の生活をしのぶことができる展示が中心。わりと近年に住んでいた上流階級の生活の場所であったことが感じられるものとなっています。展示も確かにキレイだけど、ウィンザー城やバッキンガム宮殿で見ることができるものと比べれば、まあこんなもんかな・・という気がもする。全体的にきれいに展示されていますよ。とは言いつつも、あんまり印象に残ったものもなかったりする。よくある英国金持ちの生活の調度品展示であったりします。
この城で一番印象的なのは、その敷地の広さ。城はこじんまりとまとまっているのに、敷地はちょっとした公園、いやかなりたいそうな公園です。池やら迷路やら広大な芝生敷地が周りにあったりします。敷地の中ではいろいろなアミューズメント施設が設置されており、さまざまな年代が楽しめるようになっています。
実際のところ城の中よりも周りの場所の方が人が多かったくらいです。メリーゴーランド的なものには子供たちに大人気。公園に来るような感覚で訪れている子供連れ家族も多いように見受けました。
家族連れでピクニック気分に来るにはチケットが高額すぎないかあ?と思いましたが(大人£26)、チケットを見て納得。一度チケットを購入すると、1年間フリーで入場できます。一部のアミューズメントは有料ですけど、1年間入れるなら金額の価値はあるかもしれねえな、と思うのであった。実際の城よりも緑地の方が人が多いのも納得なのでした。
そのほかにも結婚式場としても利用できたり、いろいろ使い道はあるようです。しかしなんていうかなあ・・・観光施設としてビジネス化しすぎて、あんまり歴史の重みみたいなもんを感じるところではなかったような気はします。