カンタベリー canterbury
カンタベリー!大聖堂で有名な観光地でロンドンからもさほど遠くない。しかし今までに一度も訪れたことがありませんでした。そこで、ドーバーに行く途中に世界遺産であるカンタベリー大聖堂は訪れてみなくては、ということで来てみました。

ウェイマス
カンタベリー大聖堂

訪れたのは8月だったのですが、どうも暑さを感じない、どんよりとした肌寒さ。そんな天気の悪さも英国らしい。カンタベリーに到着したときも、あまりすっきりしない、どんよりした天気でした。
日本では熱中症で騒いでいるときに肌寒さを感じるのが、ある意味贅沢。天気で文句を言ってしまっては英国観光は成り立ちません。

なかなか壮大な外観で歴史の重さを感じますが、英国教会の総本山などということを考えると、意外とこぢんまりとした印象もあります。まあ比較するのがウェストミンスター大聖堂だったりするからなおさら小さくは見えてしまうのであった。


大聖堂内部

大聖堂の中はやはり壮観。天井が高い!柱が多い!やはり教会の総本山的な雰囲気が漂う。
教会っていいですよね。自分は宗教には無関心な人間ではありますが、やはり厳粛な気分にはなりますね。観光客が多かったりしますが、教会内部ではみな大人しく観覧しているのも好印象。自分の気持ちも洗われるようです。

少々問題なのは、聖書に馴染みがないためか、英国宗教の歴史に無知なせいか、そこに列記されている名前の数々にまったく馴染みがないことです。もう少し知識があったほうが展示されているものの重大さ・貴重さが分かっていいのかなとは思う。そう思いつつも、やっぱりたいして興味がなかったりするのもまた事実。結局、雰囲気だけでも堪能できればいいかなという結論に達するのではあった。ま、観光なんてモンはそんなもの、って言えばそんなもの。結局知識などは蓄積しないままに教会巡りをするのであった。

カンタベリーは、大聖堂が中心の観光地であります。大聖堂意外にも小さな博物館・美術館等がありますが、それほど特別見ることもないかなという気はする。
それよりも町中の商店街やら行政施設の建物が美しい。チューダー朝というのでしょうか、シェイクスピアのような世界が町中いたるところに感じられるのであった。小さなカフェであってもなぜか中世の雰囲気が漂う佇まい。そんなところを堪能できればなかなか楽しいです。


礼拝部分

時間があったので公園を歩いて行って、カンタベリー城を見に行こうとしたところ、本日休館日であることを知って、やむなく断念。ま、それほど有名でもなさそうなのでいいかなと。
かわりに広い公園をのびのびと歩くことができましたから、これはこれで良しとします。

のんびりとロンドンから足をのばすにはいい場所ですね。街全体が英国宗教の総本山であるかのような誇りを感じることができるのではないでしょうか。個人的には、それほどたいそうなものは感じませんでしたな・・・残念ながら。