砂浜でつながっている部分がチェジルビーチです。正確に言うと砂ではなく小石ですね。なかなかきれいなビーチです。釣りをしている人もチラホラ。
なぜか海水浴客はほとんどいなかったりする。風が強いし、潮の流れも速そうですから泳ぐのには適さないのかもしれない。だからこそこの辺りはボートやヨットに適した場所になっているのではないでしょうか。真夏にもかかわらず、いつ行っても風は強かったですね。
ほんとはここから英国本土西側に行った当たりのほうがビーチの形が独特な砂洲でつながっていて見どころだと思うのだけど、車を持っているわけではないので、とりあえずウェイマスから訪れやすい場所にしてみました。
パルピット・ロック近辺
島は美しいい自然と海が主なものであって、施設として見るところがあるわけでもないです。でも、島って基本的にそういうものですよね。美しい海を見ただけで満足感はあります。
ポートランドは砕石が盛んな場所で、いたるところで採石場があったりします。島全体がジュラ紀の石灰岩でできています。ゴロゴロとした岩の海岸や断崖絶壁を見るのもまたいい感じがします。このはるか先にはアフリカ大陸があるのだなあ・・・と思いながら海を見てみるのも感慨深い。
そんなありのままの自然に感嘆するポートランドで多くの人が訪れる場所がポートランドビル灯台です。ま、そんなにどうってこともない灯台ではありますが、観光客にも公開しており上まで登ることもできます。1階部分は小さな博物館となっており灯台の役割などが展示されています。なかなか灯台の内部に入る機会はないので、興味深く見ることができますね。
この灯台のすぐ近くには、ロブスターポットというカフェがあります。自分は昼間に2回行ったのですが、いずれも混雑していました。いろいろメニューもあってそれなりのボリュームあるランチもあれば、ケーキ程度の軽食・デザートも楽しめます。
最初の印象はただの辺鄙な場所にあるカフェではありました。スコーンと紅茶を食べたのですが、いや〜あれほどおいしい紅茶は初めてだったな。スコーンも伝統的な英国のスコーンです。ロンドンの高級ホテルのカフェなんかで食べるよりも、満足度が高いなこれは。辺鄙など田舎でありながらいつも客が多いっていうのも納得できる場所でしたね。このドーセット地方の海沿いのカフェで人生で一番といえるような紅茶が味わえたのはすごいことです。いまでも紅茶だけでもいいから、もう一度訪れてみたくなります。