4/30 ノース ピアー north pier

ホテルの朝食はビュッフェスタイル。やっぱり楽ですよね。ブラック・プディングという訳のわからない黒い食べ物があったりします。あとから調べてみたところによると、豚の血液の腸詰めのようですね。初日はたいしてわからずに食べました。特にまずくもないですよ・・・・・と、いいつつ初日だけ食べて後の日はやめておきましたけど。

んん・・・天気がいい。英国に来ると天気が悪いのが恒例になっていましたから、なにか意外。少なくともこの時期の北海道よりは暖かいようです。ただ、この日はちょっと風が強いです。ちゃんとウインドブレーカー着てきて良かった。


ノース・ピアー
ということで、さっそく歩いてきたノース・ピアー。ビーチ・リゾートではお約束のスポットであります。
事前に調べてたのでは、入場に50ペンス取られるらしかったけど、なぜかあっさり素通りできた。シーズン外なんでしょうかね。まだ、午前中なので人通りも少ないです。

お土産屋さんやアイスクリーム店が並んでいたりして、そこそこ楽しげな雰囲気です。ブラックプールのピアーの特色としては、なぜか占い屋さんが数件あったりすることでしょうかね。店には訪れた有名人の写真が貼ってあったりします。英国の有名人なので、誰だかよくわかりませんが・・・・

わりーと静かですね。ちょっとシーズンオフの雰囲気です。人は来ているんですが、まだ開店前という感じでしょうかね。風がすごく強いのが原因かも。天気はいいんだがなあ・・・風はかなり強くて大変。

ブラックプール自体、夏がシーズン本番なようですな。ブラックプール・タワーも修理中ということで開いている施設が少ない。この町のシンボルでもある路面電車も、かなり大がかりな修理をしているようで、町にある軌道敷の半分くらいはバリケードに囲まれたままになっている。


ノース・ピアーの上
しかし、ピアーって怖いな。下は海だもんな。大丈夫か、こんな施設造って。そのうち海にどっぷ〜んと落ちたりしないかね。雨の多い英国だから、当然板だって腐るのではないかと、高所恐怖症気味の自分としては、おそるおそる歩くピアーの上なのであった。心配しすぎでしょうけど。

町中にある、ピアーはまた来ると思うので、ここから町中へと移動します。
町中は、そこそこ都会。そこそこ田舎な感じがする。店自体は一応そろっているようであります。そういえば巨大なスーパーマーケットはここでは見なかったな。不思議なもんです。


ウィンター・ガーデン

ウィンターガーデンに到着。ここは劇やらダンスに使われるホールで有名なところ。年1回ダンス選手権世界大会みたいなものも開かれている様子。ダンスといっても、社交ダンス的なもののようであります。

ここはとりあえずブラックプールの中では見逃せない場所ではありますが、特になにかの展示をしているわけではないので、観光スポットとしては、若干微妙な雰囲気。
基本的には外から見て、へ〜すごいな〜と思うだけかも。


ウィンター・ガーデンの内部
中は途中まで自由にはいることができますが、ホールまでは行けないようでありますな。関係者以外立ち入り禁止のようでありました。仕方ないので、立ち入り自由の場所で見て回るが、なかなか壮観な建物ではあります。なぜか学生さんたちはホールのほうに、ゾロゾロと入っていっているようですが、何かなあ・・・・なにかの練習をしている学生のような気がするんだが、よくわかりまへん。

中に
カフェバーのようなところがあって、なかなか雰囲気良さそうだけど、ここでは入りません。朝食たらふく食ったばっかしだし、食ってばかりはいられまへん。

多少、食うのが楽しみになっている感はする、実のところ。
しかし、最近はあんまり歩かないで楽な方法を選びがち、さらには異国の地に来たと言う緊張感もなくなってきたせいか、ますます体重があっという間に増えてしまうんですよ。
帰ってから減らすの大変なんですから・・・ホントに。



聖ジョン教会と観覧車
ウィンターガーデンを出ると、向かえ側には教会らしき建物と観覧車が建っておる。そのミスマッチな組み合わせが、ブラックプール!と言うべきか・・・・・・ここは異様に庶民派娯楽が花開く刹那的な町なんですよ。ほかの英国の町のような、文化と歴史を感ずる町では全然なさそうです。

こういった町が英国にも存在するんだわさ。なんでもかんでも条例で規制している英国の他の町とは一線を画する、労働者階級娯楽の町なのであった。ちょっとだけ、ブライトンなんかとも似ているかもしれない。海辺のリゾート地で。ただ、ブライトンは、そこそこオシャレで歴史もあったような気がする。博物館もあったし・・・・・ブラックプールには博物館さえありませんわ。この写真に写っている教会が、唯一の歴史的建造物のような気がする。とは言っても、いたってごく普通の教会、一般の人が見学に入るようなところではなさそうな雰囲気であります。
外には噴水もありましたわ。

続いて目についたコーラル・アイランドというアミューズメントに入ってみた。ま、ゲームセンターですね。日本ではもうゲームセンターなぞには入ることはなくなってしまった自分なのですが、英国に来るとどんなんものか見学したくなるってもんです。
日本との違いは、18歳以下禁止ゾーンがあるってことか。どうやら現金が出てくる機械のようですな。ややカジノに近い感じにはなっておる。
とは言いつつも、普通の車のレース・ゲームにしてみました。なかなか難しいわ。ま、どのゲームも1回目はこんなもんですが・・・・・・・結局、1回で終了。こうしてゲームに熱くならずに終わってしまうあたりが、お年頃なんだと実感する。
しかし、わりと日本にあるのと似ています。と言うか日本のメーカーが多いんじゃないかと思う。

さて、ゲームセンターを後にして海沿いの道を歩いて水族館方面に向かうのであった。