ホテルの近くのバス停に、ゴワー半島までのバスが停車するので、さっそく乗ってみると・・・・・・「機械が故障中なので料金はいらない」とのこと。
とてもラッキーです。乗ってくる客全部に言ってるので、まあ、なんて太っ腹なのかと。あれで会社に怒られないのか心配であります。今日はなにかのサービスデイではないかと思ったりもする。ま、いずれにしてもとてもうれしいもんです。スウォンジーからロシリまで、１時間弱で到着。
途中でバスの運転手が道を間違えたらしいけど、客に言われて戻ったみたい。大らかなもんです。
ロシリの町並み
思ったとおり、とても小さな町のようです。しかし観光客は思った以上にゾロゾロいるなあ・・・・穴場ってワケじゃないけど、そんなに観光に来る感じのところでもないのかな、と思ってたもんで・・・・・日本のガイドブックなんて載ってもいない。
まず目指すは、ロシリ・ベイじゃ〜！と思って数メートル歩いていたら、いきなり目の前に見えました。
あんがい目的地は近かったのね。
事前にホームページでも見てましたが、それにしても広大な海岸です。英国にもちゃんとこんな海岸があるんですよ。なにも断崖絶壁ばかりではないのだよ。
なかなか感動できるいい場所です、ここは。
はて、なぜにガイドブックには載りませんかね。セブンシスターズ並に感無量！という感じなのに。
ロシリ湾
とは言っても、場所は断崖絶壁の上から見ているわけですが・・・・・・海岸にはチラチラと人の姿が見えます。どうやら英国サーファーの聖地らしいです。
このロシリだけではなく、ゴワー半島の海岸はサーフィンが盛んのようですね。ま、普通に泳ぐにはちょっと寒すぎるんでしょうけど。
とあるコメディーで、「天国ってスワンジーみたいなところ？」って言うセリフがあったのを思い出した。
そのときは、天国はないだろ・・・・と思ったんだけど、多分ゴワー半島のことを言っていたのだな。ここは、そんなちょっと現実離れしたような雰囲気があります。ここが天国なら、まあ納得してしまうのであった。
ウォームズ・ヘッド
さらに先のほうへと断崖絶壁ぎわを歩いていくと、ウォームズ・ヘッドという半島が見えてきて、ここもなかなか絶景になっている。みんな歩いて半島の先まで歩いて行ってますね。自分は、まあ止めときます。ここから見てたほうが景色良さそうですよ。
ここは満潮時には島になって渡れなくなってしまいます。潮の流れが速いので、満潮時には戻ってくることも出来ないようです。スワンジーの作家ディラン・トーマスは、若い頃ここに取り残されて、恐怖の一夜を過ごしたらしい。
この写真の後ろには監視所があって、満潮・干潮を掲示してたり監視しているようですな。
この辺に座って一休みしながら眺めようかと思ったけど、なぜか至るところに散乱している羊のフン。
これじゃ座っててもいられませんわ。羊って周りを見回してみても見あたらないんだが・・・・・恐るべし英国！こんなところにまで羊が頻繁に現れておるらしい。
ま、しょうがないからベンチのあったところまで戻っていくことにした。
と思って座ってみたけど、もうひとつ景色が堪能できない。いや、十分キレイではあるんだが・・・・・・
しばらくは座っていたけど、結局もといたロシリ湾が眺められるところまで戻ってきてしまった。
では、せっかくだからこの辺で昼食でも食べようかな・・・・・・目にはいるのはなぜかアイスクリーム屋ばかり。スワンジーのJoe's Iceというアイスクリームは、結構有名。帰るまでには一回絶対食べなくては！世界で一番おいしいという人までいたんですから見逃せまい。
この景色を見ながら飲むビールは最高です
でも、結局ここはホテルに併設されたパブには入ってみた。外のテーブルで食べる誘惑には勝てないんだよねえ・・・・。ついでに天気がいいのでビールも注文してみた。
ここのパブの外の席は最高！ロシリ湾を眺めながらビールとチーズ付きのパンを食べたけど、このバブからの眺めが英国内ではベスト！といっても過言でないほど。昼食時間だと結構混んでいる。
しかしやっぱり風は強いですな。
この真夏のまっただ中でこの風の強さ。冬が思いやられます。大きなお世話ですけど。
ついでに近くにあった聖マリア教会にも入ってみました。とても小さな教会で、このロシリの町に合っていますね。
ここから一回スワンジーの町中へ戻るのにまたバスに乗ったら、行きのバスの運転手がまた来ました。まだ、料金機が故障中ということで、またタダで乗ってしまいました。
タダはうれしいんですけど、いいのかね。そもそも直す気も車両を変える気持ちもないんじゃないかと思い始めるのであった。やっぱり何かのキャンペーンかなあ・・・・でも、タダはうれしいので気にしないことにします。
