8/3 バーバコム babbacombe

ケンツ・カバーン入り口付近

バーバコムという町があるわけではありませぬ。ここもトーキーです。ただ、メインの町中とはちょっと別方向にあるのでバーバコムとして取り上げてみました。トーキーの美しい裏海岸といった趣の場所であります。

泊まったホテルはトーキー中心地とバーバコムの中間くらいのところ。どうしようかと思いましたが、この際だから歩くことにしました。海岸線の道路は気持ちよさそうだしいいかなと・・・・・それにバスで行くにしてもあまり本数なさそうなので歩きます。しかし夏なのに寒いです。半袖で乗り切るのには無理がありそうな気配。まだ、雨が降っていないだけましですが。


洞窟内ツアーの様子です
途中にはケンツ・カバーンという洞窟があります。ガイドブックにもあまり載っていない。英国のガイドブックでさえ無視されている。でも十分な見どころだったのではないかと。はて、なぜ取り上げられませんかね?
ヘイスティングの洞窟は、密輸品の隠し場所ということで、19世紀くらい、割と最近のものでした。しかし、このケンツ・カバーン・・・・・本物です。有史以前の住みかだったようであります。もう息苦しい感じさえしてしまいます。あ〜あ・・・小さい子供は泣き出してしまいました。しきりになだめていましたけど、結局、親と自主退場されていったようです。ま、見たがっていたのは親の方で、子供は入りたくなかったのではないかと素直に感じたりします。

ガイドの人がいて説明してくれます。だいたいこういうツアーって面白おかしいものが多いようですな。デヴォンのこの辺は、英国の中でも最初に人が住み始めた地域のようですね。

 


モデル・ヴィレッジ、上から撮りました

続いてバーバコム町中にあるモデル・ヴィレッジに行ってみました。ミニチュア・ヴィレッジと言うんでしょうかね。なかなか表現にむずかしい。ここの名称はモデル・ヴィレッジです。あんまり日本にはないよね。日光にあるらしいことは聞いたことがあるけど、あれは世界中の世界遺産を再現したもので、ここでのモデル・ヴィレッジとは何かが違う。ここにあるのは、普通の英国の町の再現です。

外にあるもんだからなあ、手入れとか大変そうな気がする。日本に少ないのもそのせいかもね、台風が来たらひとたまりもないですからねえ、これは。とはいいつつも、ここも、まあ汚れているっつえば汚れているわけで、ま、雨の多い英国ですからしょうがない。ここに来てちょっと雨がちらほら降ってきています。どうもすっきりしない天気が続いています。


なかなか細かく作られてます
あとはね、日本のほうがこういった公共のものに対するマナーが悪かったりしますからね。とくにこの手の子供たちが集まってきそうな場所は、日本は維持が難しいだろう。すぐにベタベタ触られて壊されてしまうのではないでしょうか。

モデル・ヴィレッジの中には3Dシアターがあったので、これも見てみました。なかなか楽しめましたよ。3Dアニメはいつ見ても驚きですな。ま、迫力と3Dのリアル感では、日本のディズニーランドのほうが良くできたりします。自分の見方が悪かったんだと思うんだけど、わりと平面2次元アニメのままで見てしまった気はする。その辺はスクリーンのスケールが小さいからではないかと想像するのであった。

このあと、近くのカフェで休憩している間に雨がかなり本格的に降ってまいりました。やっぱり英国の天気ってこういうもんなんだよなあ・・・・・・結局バスで町中まで戻ることにした。

雨が降っているのであんまり見るところもないけど、とりあえずトーキー博物館は行っておきました。
トーキー・デヴォンの歴史が見れるのはもちろん、アガサ・クリスティのコーナーもあったりします。しかし実は一番印象に残ったのはドクター・フーに出てくるダーレクが展示されていたこと。
あのロボットの右手は、トイレが詰まったときに使う・・・なんて言うんだろ・・・すっぽん・・・じゃあんまりな表現かな・・・ま、そういうものだったのを初めて知ったのでありました。しかし、ほんとに雨模様の旅行になってきたな。

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