8/2 トーキー torquay

トーキー駅も中心地から遠いんだよなあ・・・ということでタクシーでホテルまで行くことになりました。英国人の友人も一緒です。


トーキーの港
ま、タクシーの運転手と会話が盛り上がっているようなので、こちらは余計な緊張感もなく、楽でいいです。いいけど、なにかこちらのことも話しているようなんだけど・・・・・・”彼は日本から来たんだよ”  ”日本から!わざわざトーキーまで?”  ”そう・・”  

あ、あのちゃんと聞き取れてるんですけど。でも確かに、わざわざ日本から来るようなところじゃないかも知れない。かなり有名な観光地なんですけどね、英国では。まあ、たしかに日本でいったら熱海とかそいったもので、外国からの観光客が行くところではないのかも知れない。
といったわけで、日本人はほとんど見えません。駅で1人日本人らしき人がいたのを除けば、トーキー宿泊中はまったく見なかったのであります。さらには地元のレストランで働いている人を除けば、アジア人ですら見なかった。アガサ・クリスティがいたところとして有名なんだけどね。実際自分もアガサクリスティなんぞは読んだことがない。まったく日本のことを忘れたい人はこういったところも良いよ。なぜだか知らんけど外国で日本人と遭遇するのがうっとうしい気持ちって、やっぱりあるのかも知れないと思う。会ったからって特に悪気は全然ないのですが・・・


観光客も多いです
チェックイン後はさっそくマリーナまで繰り出してみました。なかなかキレイです。天候がもうちょっといいほうが気分も盛り上がるんだがなあ・・・・英国にそんなことを求めちゃいけません。みんな長袖着てますな。

写真ではわからないと思うけど、トーキーは坂が多い町。ホテルから中心地まではたいした距離じゃないんだけど、歩くと結構しんどい。いい運動になるとも言えます。坂の多い町はわりと好きだからいいんじゃいないかな。でも、老後のことまで考えて住むんなら、ちょっと坂道急すぎです。

夕食はいつもどおりインディアンにしてみました。どこに行ってもインディアンは人気ありますね。スターターやらデザートまであったりするあたりが英国的。正直、インディアンなら最初っから全部出てきてくれたほうがありがたいかな。カレーはかなり好みのタイプ。日本的なルータイプのカレーがもっと泥炭質に細かい具が入った感じです。最近北海道じゃあスープカレーなるものが大流行で、自分も結構食べに行きますけど、あんまり認めたくない。あれは、カレースープと言ってほしい。


この辺が中心地?
ショッピングモールとかもあるし、日常過ごすには十分なところです。全体的にこじんまりしているのも好きです。しかし地元の人って観光客相手のこと以外では何をしているんだろう・・・・と考えてしまう。英国のどこへ行っても都会以外はそんな感じです。 ただ、このデヴォンのあたりの町はまだまだ英国人観光客で賑わっています。最盛期がいつ頃なのかは知りませんが、人は少なくなっているのかなあ・・・・英国の片田舎としてはまだまだ活気のありそうな場所です。

しかし寒い。20度あるかないかの気候、しかも日本ほど湿気がない。ホテルのプールに入っている人がいたり、海岸には海水浴客もいるけど、とても信じられない。英国に来ると寒さには強くなって帰れます。その代わり、いつも湿度の高い暑い夏にはだんだん弱くなってきたような気がする。


夜景の港

これで夏なんだから拍子抜けしてしまいそうな勢いがあります。
北海道に住んでる自分から見ても、これは秋です。暑い・・・という気分にはとうていなれません。英国に来るには真夏でも長袖、できればウインドブレーカー類は必須です。
今回、ウインドブレーカーは持ってこなかったことを後悔し始めたのでありました。やっぱり今回も買うしかなさそうです。

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