1/4 ヘンリー オン テムズ henley-on-thames

霧のA308
ああ、とうとう実質的には今日1日となってしまった・・・・・・・いつ来てもあっという間。

それにしても、帰り道も天気が悪い。雨は降っていないんだけど、暗くて湿っぽい。結局今回英国で太陽は見られなかったような気がする。ま、冬の英国はこんなもんです。数年前に正月休みに行ったときは、毎日雨が降っていたからなあ・・・・・・・それに比べると今回は傘をさすようなことがなかっただけでもまだ良かったほうかもしれん。

ロンドンへ行く前にちょっと時間があったので、メイデン・ヘッドという町に立ち寄りました。

メイデン・ヘッドの町並み
ロンドンからそう遠くないし、そのわりには静かでこぢんまりした過ごしやすそうな所だと思いますよ。
ここも、やっぱりテスコとか幅をきかせているのだなあ・・・・・・・・・英国はもうどこへ行っても大型スーパーばっかりです。すごい便利だけど、ちょっと寂しい。その土地土地での店の特徴みたいなものが薄れてきてるんじゃないかね?ま、それを言ったら日本だって同じだけどね。どこへ行ってもジャスコかサティなわけだからなあ・・・・・

でも、メイデン・ヘッドってちょっとかっこいい町の名前だなあ・・・・と思ってしまうのであった。な〜んかヘビメタ風で良い。ただ単にアイアン・メイデンを思いうかべてるだけかもしれん。でも、少女の頭、もしかしたら処女の頭でしょ、この名前って。こりゃやっぱりヘビメタしか重い浮かばん。
しかし歩いてみても、それほど物騒でもないのは当たり前なのであった。あくまでちょっとしたショッピング・タウン。いちおうテスコでハチミツは買っておいた。結局さらに時間があったので、ヘンリー・オン・テムズという町に来ることになりました。


ヘンリー・オン・テムズの町並み
こういう町の名前も好きだなあ・・・・・ちゃんと文章というか、イディオムになっているあたりがいい。ヘンリーってなんだか良くし知らんが・・・・・たぶん、人の名前じゃないかと・・・・・・・でも、普通ヘンリーってHenryじゃないかね・・・・・・・・・ああ、よくわからん・・・・・・・・って、あたりが通好みで良いです。

ここも通りがショッピング街になっている、こぢんまりとしたいい町ですね。ロンドンからもうそれほど離れていないんだけど田舎。田舎なんだけどちゃんとシャれた店があります。人もちゃんと来ているし・・・・・・・英国の田舎って不思議です。きっと、日本ほど一極集中してないからなんだろうなあ・・・・・・という気はする。


テムズ川らしい
町の名前どおりにテムズ川が流れていました。この辺はゆったりとした流れになっていますなあ・・・・釣りとかする人が来そうだけど、こんな寒い冬に釣り人がいるはずもない・・・・・・なぜかペリカンが水際でエサをくれると思って近づいてきました。ついでにヘンリーさんもテムズ川上にはいないみたいですな。残念です。
などとバカなことを言ってみても、なかなか景色も綺麗な町のようです。ちょっとした夏の避暑地っぽい。英国はどこも避暑地のようですが・・・・・・

ついでにカフェに入ってみましたが、やっぱり家族連れらで賑わっている。英国のどこへ行ってもカフェとパブはいいですな。なんか英国を感ずるひとときが過ごせます。

この日は友人の家に泊めていただきました。ついでに夕食もつくっていただいたのでありました。英国の家庭の食事ってちょっと興味深かったです。おいしかったでっせ。今回の旅行はイタリアンづくしだったからなあ・・・・

というわけで、今回のだらだらとした旅行記もこの辺で終わりのようなのであった。

冬の英国も好きだけど、やっぱり観光するには夏のほうがいいかなあ・・・・・・今年は夏かなあ・・・・・などと思いめぐらせながら帰国の途についたのでありました。とりあえず体がなんともなくてよかったわ、ホントに。

enfield 泊