スラウ slough

A: スラウってどこ?
B: ロンドン西の郊外ですよ。ヒースローからバスで20分くらいで着きました。場所はけっこう便利でいいんじゃないかと思いました。
A: 場所はいいってことは、町はダメってことか?どうしてこんなところに泊まったんだ?
B: 英国のコメディーで ”ジ・オフィス” ってのがあるんだけど、好きなんですよね。スラウを舞台にしていて、1回舞台となった町を見てみたかったわけですよ。

バス・ステーション

A: なんなんだ、この写真?
B: ・・・・・・・・バス・ステーションです。
A: で?
B: ・・・・・・・・あの番組見ている人なら、感動ものですけどね。
A: 見てないから感動しね・・・・・
B: ・・・・・・・・まあ、知らない人が見たらただの田舎のバス乗り場なんですけどね。
A: ・・・・・・・・知らないし、見てない。
B: ・・・・う、ぐぐ・・・・ヴァージンの項で冷たくあしらったのは失敗だったな・・・・・すっかり盛り下げてしまった・・・・・・まあ、行ってみると、これといってどうってことない場所ではありますね。

A: 第一、ガイドブックにすら載ってねーやんけ。 観光客なんているのか?
B: 観光客って感じじゃなかったなあ・・・・
A: ロンドンから近いんだろ?
B: 通勤圏内だと思いますよ。場所は悪くないです。でもね、ここに泊まるのって、日本で言ったら横浜に泊まらないで川崎に泊まるようなもんだと思います。

A: よくわかんねえな。それにそうやって川崎市民を敵に回すような発言するなよ。 北海道の田舎モンが何言ってるんだ〜!って言われるぞ。
B: そうか〜・・・・・・じゃあ札幌に泊まらないで苫小牧に泊まるようなもん、にしますか。

A: 今回もそのパターンで最後まで話す気じゃねえだろうなあ?

ラウンドアバウト
B: はいはい、無駄な例えは控えめにしますね。おお!これがラウンドアバウトですよ!
A: 見ればわかるって・・・・・しかし下手な構図だなあ・・・・・ただ、木を写しただけじゃねえか。
B: 思ったよりも大きなラウンドアバウトだったんですよ。これ以上遠くから写せなくて・・・・

A: で、次の看板はなんなんじゃ?
B: これもあの番組のオープニングで有名な看板ですね。
A: こういうテレビ番組に縁のある場所に行って楽しいのか?

トレードセンターの看板
B: 正確に言うと、番組で映っている看板とは違う場所なんだけど・・・・・
A: なおさら意味がねえじゃねえか・・・・
B: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A: 黙るなよ〜・・・・
B: いや、なんかあの番組を日本で見てること自体が、普通じゃないような気がしてきた。
A: 今頃気がついたのか?まず99%の日本人は知らねえぞ。しかも町まで見に行くっていったら多分日本人で1人だけだぞ、きっと。
B: たしかになあ・・・ただ、数年後に伝説のコメディーとして貴重な経験かも知れませんね。

A: この写真のどの辺が貴重なんじゃ。町中はどうだったんだよ?

ハイ・ストリート
B: はいはい、良く聞いてくれました。ハイストリートの写真です。
A: ・・・・・ハイストリートって言ったら一番店が集まっているとこじゃねえのか?
B: まあそうですね。
A: ひ、人が1人も歩いてねえじゃねえか!
B: 写したのが夜7時過ぎだったからなあ・・・
A: それにしても人がいなさ過ぎだろ?店も開いてないみたいだし・・・・
B: この通りの一本隣の大きな通りには、24時間営業の巨大なテスコがあって賑わっていましたよ。・・・・・今ね、どこに行っても24時間営業巨大テスコがあるんだよ・・・・びっくりしたなあ、あれは。
A: なんでその場所を写真に撮って来ないんだ?
B: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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