8/12 シーフォード seaford
とうとうブライトンをあとにして、ロンドンへと戻る日になってしまいました。

ああ・・・・だんだん休みも残りわずかなのであるなあ・・・・・・寂しいなあ・・・・なんか、休みを満喫できたような、なにもできなかったような、複雑な気持ち。

ホテルのバルコニー
今日は、風が強いなあ・・・・・・ちょっと寒そうです。

などと、思いふけってバルコニーから写真を撮っていた・・・・・・海がきれいだなあ・・・・

コンコン・・・・コンコン・・・・・?は?何この音?・・・・バルコニーのドアガラスから音が!
部屋掃除してもいいか?
・・・・・・・・は・・・・・?・・・・え?誰?この人?・・・・・掃除?・・・・・あ、ホテルの人か・・・・・

一瞬、頭の中が真っ白になりかける。・・・・・・これって、スイスのホテルの二の舞じゃ〜・・・・トラウマになりそうじゃ・・・・・・なんで勝手にカギあけて部屋に入ってきますか〜
まだ、9時じゃんかよ〜・・・・ああ、よかった。少なくともちゃんと服は着ていて・・・・・海外のホテルってほんと、カギかけていても安心でけんわ。

ということで、ここのホテルは終了!無事チェックアウトする。
いつもながらにホテルの正面玄関には初老の方々が、談笑してらっしゃる。
何をしとるんだかわからんけど、仲間と楽しい旅行をしとるんでしょうな。
今日の最大の目的は、ビーチーヘッドにあるセブンシスターズという断崖絶壁の海岸なんだけど、その前に途中にあるシーフォードまでとりあえず向かうこととした。


シーフォードの海

こここそまさに誰もいない海。遠くで数人が散歩してるみたいっすけど、海は静かそのもの。

今日はホントに風が強い。そろそろ夏も終わりだなあ・・・・・などとしみじみと思うと同時に、英国の夏を勝手に終わらせる自分なのであった・・・・・・8月12日じゃちょっと早いか?終わるには。

でも、この肌寒さと風の強さは、北海道生まれの自分から見ても、十分夏の終わりを感じますな。
とりあえず、海岸線を歩いて行く。

老夫婦が2人で散歩しておる・・・・・・おお!いいっすね。仲良さそうな老夫婦って。
この英国の海岸線って、退職後の余生を過ごす人たちも多いかもしれん。
比較的暖かいし。景色はいいし。食べ物も英国の中じゃマシなほうかも。シーフードとかおいしそうだしね。


マーテルロー・タワー
海岸の端のほうに不思議な物体発見!ああ、あれはなんなんでしょ?
友人に確認して説明してもらったけど、いまいちはっきりわからない・・・・・・何度も聞き返すのであった。・・・・・・・・どうやら、戦争中の敵の監視塔みたいなもんのようです。

この辺の海岸線沿いには、この手のものがかなりの数あるらしい。もちろん対フランスみたいですな。
中の博物館は、この日は閉鎖中だったけど、壮絶な歴史を感じさせます。気分は”プライベート・ライアン!てな感じです。

ああ、ちょっと待ってください!駐車場の料金は自分が払います〜!
コインを入れるだけの機械なら任せてくらはい〜・・・・・・・・というかそろそろコインが貯まりすぎて重いから、すこし消費したいだけだったりして・・・・・・・・がはは・・・しかも相手に感謝されるとは、こりゃ一石二鳥ですな・・・・・・金で人の機嫌を取るあたりが、日本人らしい自分なのであった。

では、今日の最大の目的地、いや、もしかしたら今回の旅行での最大の目的地かもしれないセブン・シスターズへと向かうのであった。