he goes to London

あ～やっぱりエール・ビールはうまいなあ・・・・・普段はこんな昼間っから酒なんて飲むことはないんだけど、この生ぬる～い苦いビールが、妙に気に入ってしまいましたな。

カティーサーク号

ノドをうるおすには、これくらいのヌルさのほうがちょうどいいような気がすっんなあ・・・
とりあえず、ここはビール１杯だけで終了しておきます。ボート乗り場からすぐ近くなのにあんまり客いませんな。やっぱり昼間っから酒はのみまへんかね。

ついでに隣のニュース・エージェントで水も購入。この暑い日には水は欠かせません。

しかし、グリニッジの町、結構いい感じですな。住んでみたくなります。もっと田舎の変な雰囲気のところを想像してたんだけど、洒落た観光地のようであります。さてさて、さっそくどこに行きましょうかねえ・・・・看板に書いてるんで、博物館方面に行きますか。

ここは、見るところがいろいろあるけど、全部近辺に集中しているようなのが便利ですな。
博物館の入り口近くに行くと、まずは排水溝みたいなところから、妙な轟音がお出迎えじゃ～・・・・・・なんじゃ、あれは？・・・・・・どうやら波の音というか、海の音といいますか、なんかすごい音が聞こえてきます。・・・・・・・・・

国立海洋博物館

演出としては、あんまり効果的でもないところが苦笑ものではあったりします・・・・・・
展示物は、やはり海、港、船・・・・なのであった。わりと子供受けするかもね・・・・・・興味がないものはまったくないのですが、そこそこ楽しめます。

特別展示として、ティンティン展というのをやってますが・・・・なんなんでしょうねえ・・・あれは。
どうやらアニメのキャラクターのようでっせ。こっちじゃあ人気あるのかねえ・・・・注目はされているようでありますが、全然知らないので、知りまへん。見ないで出ることにした。

ロンドンの博物館としては小さいほうなのかも知れんが、それでも十分そろってんな。そろそろ博物館の中を歩くのも疲れるお年頃だから、このぐらいの規模のところがちょうどいいような気もしますな。だんだん年寄りくさい発想になっていくのであった。ついでに隣に建っているクイーンズ・ハウスに立ち寄ってみませう。あんまり入場者いなさそうなところが気になりますが・・・・・

たしかに絵画とかが主で、特に興味深いものではないかもしれんなあ・・・・・・絵画も海洋ものが多いようで・・・・・しかし、どうしてグリニッジが海洋と関係あるんすかね・・・・実際、海じゃねーだろ・・・・川じゃん。

英国海軍大学と思ったら、クイーンズハウスの向かい側には海軍大学なんつーものが建っておる。あ～なるほどね。海軍に縁のあるとこだったんすね。
あ～知りませんでしたな。川といってもここは港みたいなもんだしなあ・・・・

などと言いつつも、だんだん博物館に対する興味も情熱も薄れつつある今日この頃。
ん～・・・・たぶん夏だからでしょ、きっと。

この暑いのに、優雅に室内を閲覧しているような気分になれんのかもしれん。

クイーンズ・ハウス南側から見えるグリニッジ・パークの光景は、ちょっと驚きですな。
公園が丘になっとるとは思わんかった。こんな公園見たことないっす。
ベンチに座ってしばらくの間、公園を眺めていたのでありました。・・・・・・・・・でも、ほんとに今日は日焼けしそう・・・・・博物館は終了して、本日のメインでありますグリニッジ・パークへと足を向けたのでありました。