he goes to London

まず観光の初日はシティ方面から攻めてやる。基本ですね。
エンフィールドからシティは鉄道１本でいける。地下鉄とは全く違ったロンドンの景色、いいもんですねえ・・・・・それと同時に、やっぱりなんていうのかな・・・・・重ぐるしいですね、この国の一般の人たちが住んでいるところって。ああいった雰囲気が好きな自分はいいのですが、めげる人はめげるんだろうなあ・・・・・。

リバプールストリート駅って、かなり大きい駅だ。パディントンよりも大きい。店とかも多いし、穴場的に楽しめそうじゃ。

正面入り口のありさままずはセントポール大聖堂に行きまっせ。もう見るだけでも３回目だけど、外側から見るだけでも、ここは好きな建物。
と、思ったら工事中じゃねーか。正面玄関なんて工事中の幕で覆われていて、まったく見えん。取って付けたように幕に建物のイラスト描いているけど、わざわざ外国から見に来たのに、逆にむなしい演出じゃ。工事中と言っても、中には入れるみたいだから、ま、許しておきましょう。中は中でいいんだよなあ・・これが。

あいかわらず、とても静かな空間。教会でしょうからね、あたりまえですけど。天井に描かれている壁画のすばらしいこと。
いったいどうやって描いたのか、描いた人間を尊敬すると同時に、描かせた人間の高慢さを同時にしみじみ感じるのであった。
今回の主な目的は、一番てっぺんのドームまで登ること。ここには登ったことがなかったからなあ・・・・・・で最初はまず傾斜は非常にゆるいんだけど、段数だけはやたらとある階段を登っていく。いったいいつになったら終わるのでしょうか～この階段。こんならせん階段をぐるぐる回るのは得意じゃないっす～。
やっと着きました。外へでてみると、おお！今日は天気がいいぞ～！遠くまでよく見えるし。気持ちがいいなあ・・・やっぱり雨よりは晴れに限るよなあ・・・・・でも、風が強くてすげ～寒い。今年は寒いんじゃないでしょうかね。いままでロンドンに来たなかでは一番寒いような気がする。

ドーム状の外側を一周してみた。ああ、満足満足。よかったよかった・・・・・・・・へ？まだ上があるの？さらに上がるわけ？はあ・・・１５２段！まだあるのかよ～・・・・・・でもせっかくだから登ります。負けまへんで。
しかしこの階段、怖すぎ！鉄の網状のらせん階段。下が見えます。狭いです。なんでセント・ポールに来てこんな怖い思いをするんじゃい！・・・・・・みんな平気なんですかね。
ああ、やっとたどり着いたぜ。登るのが大変なのよりは階段の高さの方がこわかったなあ・・・・・うげ！外も負けじと高くて怖いっす・・・・・・なんなんだこの高さは！人が一人やっと歩けるようなドーム状の通路をおそるおそる歩く。ううううう・・・・怖いっす。
でもなんだかお年寄りの人も子供もいるじゃねえか・・・・・・やっぱりみんな平気なんですね・・・・・子供は元気じゃのお・・・・
こりゃ大火記念塔よりも怖いです。向こうは網で覆われていたからなあ・・・・・ここは手すりだけです。

頂上ドーム外からの眺めしかしとは言っても、やっぱり気持ちがいい・・・・・今日は天気がいいし、ロンドンが遠くから見渡せるし・・・・・怖いの我慢して写真撮っちゃえ！
お！あの建物はいったい・・・・・
ミサイル型の建物がいきなりタワーブリッジの対岸側にできておる～・・・・何でしょうねありゃ！あのあたりは最近次々と新しい建物が造られていますなあ・・・・ちょっと不似合いな感じもしますが、シティ外のオフィス区域として注目されているのかもしれん。

ということで、高いところはこれで終了じゃあ！降りる階段がこれまた怖いのであった。
下までたどり着いてから、しばらく放心状態・・・・こんなに高くて大変だとは想像もしておらんかった・・・・

では今度は地下に行くで・・・・カフェとか土産物の店が並んでいて、グッズ類はなかなか楽しいが、どうしましょうかねえ・・・・・あの壁掛けのイラストが気になったけど、結局やめてしまった。

テムズ川方向から眺めるに限りますここで、トイレに行っておこっと・・・
しかしいつも感じることなんですけど、外国人ってやっぱり足が長いんですよねえ・・・・・・なんだかこんな事書いていいんだかどうだか知らんが、男用小便器がすごい高い位置にあります。観光地なんだから少しは足の短い日本人のことも考えてくださいよお・・・・・でも、なんとか用をすませるのであった。

ということで、セント・ポールはこれで終了、外へでる。
このあたりの雰囲気も大好きですな。ぜんぜん理由ないんだけど、都会的なところなのに静かで古くさくて、ちょっと坂道になってるあたりもいい。
ちょっと未練を残しつつも、そのままテムズ川方向に歩いていって例のミレニアム・ブリッジを渡って行くのであった。