トラベルカード・オイスターカード  travel card ; oyster card
トラベルカード travel card

トラベルカードは、紙の乗り放題切符です。短期間訪れる人にとっては手頃で簡単。とりあえず1回ロンドンを訪れる人にとってはいいのではないでしょうか。
1日券・7日間券の2種類になっているようです。
ちょっとわかりづらいのが
ゾーンオフピークという言葉ではないかと。

ゾーン zone

ロンドンの地下鉄の金額は、ゾーンという単位で決まります。中心地がゾーン1で郊外のほうにはゾーン9まであるようですが、旅行者はせいぜいヒースロー空港のゾーン6まで使えばいいところ。ゾーン1だけでもほとんどの有名観光スポットは含まれているので、1日に1〜2回だけ乗るのであれば単品の切符のほうが安上がりにはなります。


交通機関情報
とりあえず地下鉄のゾーンがわかるマップです。
ゾーンの番号の色がちょっと薄いけど、じ〜っと見ていればわかるはず?
   
オフピーク off peak

Anytime トラベルカード

月曜から金曜の全日利用可能

Off Peak トラベルカード 月曜から金曜の午前9:30から利用可能、土日の全日利用可能

現在販売されている1日トラベルカードは3種類 Anytime ゾーン1-4 £12 Anytime ゾーン1-6 £17 Off Peak ゾーン1-6 £12

具体例(地下鉄ゾーン1のみ利用・1日券)で比較

 

普通の切符 £4.8  
Anytime ゾーン1−4トラベルカード £12.0 3回以上乗ればお得
Anytime ゾーン1−6トラベルカード £17.0 4回以上乗ればお得
Off Peak トラベルカード £12.0 3回以上乗ればお得

 

 

オイスターカード oyster card

 

自分が初めてロンドンへ行ってから今までで、ロンドンの交通機関で何が変わったかというと、オイスターカードの普及が大きいのではないでしょうか。日本でも最近一般的になった、電車のプリペイド・カードです。
日本のプリペイドとの最大の違いは、
・ 現金で切符を買うよりも安くなること。
・ 交通機関のみ利用可。コンビニ等での買い物はできないこと。

しかも、トラベルカードを組み込むこともできるので、定期券という形で使うこともできる。
定期券と言っても7日以上なので、旅行でも利用可能。
ただ、ここは、ややこしくなる定期券機能は置いといて、プリペイド機能でのみ使用するとして紹介しておきます。


具体例(地下鉄ゾーン1のみ利用)で比較

 

普通の切符(1回) £4.8
オイスターカード Peak時 £2.3  1日何度使っても£6.4が上限
オイスターカード Off peak時 £2.3  1日何度使っても£6.4が上限
トラベルカード1日券Anytime £12/£17
トラベルカード1日券Off peak £12

というわけで、現金で切符を買うよりも、オイスターカードのほうが半額以下で乗れてしまうわけです。 3回以上乗れば発行手数料(£5)も元が取れてしまいます。

紙のトラベルカード(1日)とオイスターカード(pay as you go : プリペイド機能)の比較で考えると
・ オイスターカードのほうが安上がり。
・ 1日に3回以内しか使わなくても、オイスターカードのほうが安上がりになる。
・ オイスターカードは発行時に£5がかかる。
・ トラベルカードは最初にピーク・ゾーンを決めなければならない。オイスターカードは1回だけゾーン外を乗る場合でも問題なし。 ・ ヒースロー(ゾーン6)への行き来は片道で、切符だと£6、オイスターで£5.1(ピーク時)、£3.1(オフピーク時)かかるが、結局は1日の間にゾーン1−6を移動するのは通常一度だけなので、紙のトラベルカードの割安感が感じられない。 ・ 使いやすさもあるので、1週間程度滞在するのであればオイスターカードをお勧めします。そこで検討するのが下記のビジター用がいいのではないかと思う。

ビジターオイスターカード visitor oyster card

だんだん混乱してきますね。
発行手数料が普通のカードよりも安く、日本からでも購入可能なので、観光客としてとりあえず使うのであればお勧めです。

では、普通のオイスターカードとの違いはと言うと、
・ ロンドンの観光名所がプリントされたカードデザイン。
・ 発行手数料は£3のようだ。(普通のオイスターカードは£5)
・ 払い戻しはできない。(普通のオイスターカードはできる)
・ 無期限(普通のオイスターカードは2年間使わないと失効)
・ 日本からでも買える(普通のオイスターカードは英国内でしか買えない)



ロンドン交通情報
またまた出ましたロンドン交通情報のページ(英語)
オイスターカードの使い方などが説明されています。

英国政府観光庁
ビジター用オイスターカードを日本で手に入れるなら、
英国政府観光庁でいいのではないでしょうか。
日本円での支払いですが、値段もほぼ現地価格とおりのようです。