換金について(比較編)2007/03/04
ここで、はたしてどの方法が一番お得なのかを比較してみることとします。
ここでの為替レートは、平成19年2月27日のものであります。一番円安の時かも知れません。
では、日本円10,000円が、英国ポンドでいくら使えるのか比較してみましょう。
お得・おすすめ順に書いていくこととします。

1 クレジットカード £41.55
AMEX参照。カード会社は適用する為替レートを公表していませんが、自分で使ったレートを見ると、その日のロイター発表の為替レートとほぼ同じ、ってことで推定金額です。
これがやっぱり一番いいようです。使った金額がそのまま請求されるので、無駄がないところがいいですよね。

2 日本でトラベラーズ・チェックを購入 £41.55
三菱東京UFJ銀行参照。言われているように、現金に換えるよりはレートがいいようですね。クレジットカードとほぼレートが同じです。紛失・盗難があったときも安心です。ただし、購入する銀行によってレートが変わるし、英国で現金化するときに手数料をとるところもある。正直言ってトラベラーズチェックを使用する時代は終わった感じがする。また、旅行が終わって残った時に、日本円に戻すのであればお得とも言えないので、2番にしました。英国で現金化するときは、手数料を取らないところを探しましょう。


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3 インターナショナル・キャッシュカード £41.11
SMBC信託銀行参照。レートは同じなんだけど、手数料3%プラスでこの金額になります。 これも、使う分だけ小出しに出せるので便利ですよね。あくまで、シティバンクでの話です。ほかの銀行のカードは一回の引き出しで、手数料200円くらい取られますから、ちょっとお得感がなくなります。

4 クレジットカードでキャッシング £40.56

AMEX参照。これもレートは公表されていませんが、クレジットカードで適用された為替レートに、年29.2%の利息がプラスされます。約1ヶ月後に請求があるとして、2.4%ってことで計算しています。クレジットカードの決算日によっては1ヶ月〜2ヶ月になることもありそうです。思ったよりも金額に差はな
いですね。

5 日本で現金に交換 £40.21

三菱東京UFJ銀行参照。やっぱり日本人は現金が一番落ち着く感じは確かにありますね。一番わかりやすいし。高いのはわかっていても一番便利だもんね。ただ、残さないように工夫した方がよさそう。

6 英国で現金に交換 £38.77
Travelex参照。高けーな、これだけ。参考にした日が悪かったのかもしれん。しかし手数料を取らないトラベレックスでこの金額だから、英国の町中によくある両替所なんてもっと高いんじゃないだろうか。

ここまで書いてみましたが、考えてみたらあんまり変わらなかったな。英国で日本円をポンドに替えるのはレートが悪いのはわかりましたが、その他はたいして変わらん。1万円で300円程度の違いです。10万円としても3〜4千円ってとこ。これなら自分が一番便利だと思う方法で、換金するのが一番いいような気はしました。

と、言ってしまうとあまりにも無意味になってしまうので、一応アドバイスをしてみましょう。

1,宿泊費やショッピング・交通費・レストランなど、クレジットカードを多用したほうが良い。

2,ちょっとした買い物・カフェ・タクシーなど、現金があるほうがいい場合もあるので、日本で現金化、あるいはヒースローに着いてからクレジットカードのキャッシングで現金を用意する方法もお勧め。空港内にATMあります。いずれの場合も、必ず使い切れる金額のみ現金に換えるのが賢明。

3,もしも現金を使い切ったら、インターナショナルキャッシュカードかキャッシングで、必要な金額のみ現金をおろす。カードは、ATMでのトラブルも多いので、これだけに頼るのはややリスクはあります。
銀行のキャッシュカードは、使えるところを探しておく必要があります。

いかがでしょうかね。次回の旅行で自ら試してみることとします。