ロンドンの女性って・・・2001/08/11
ロンドンでは怒ってる人っていうのは、あまり見ませんでした。旅行記に書いた、危うく殴られそうになったジジイは怒ってましたが、ま、あれは酔っぱらいでしょう。実際殴らなかったところをみると、意外と元は紳士なのかもしれない。

さて、それ以外で、なにか文句を言ってる人といえば、見た人全部が女性でした。それもオバちゃんとかじゃなくて、そこそこ若い、ちゃんとした女性でした。
う〜ん・・・なぜかなあ・・女性のほうがストレスたまる社会なのかなあ・・・


トラファルガースクエア

その1
B&Bで従業員の女性が、ホテルの主人らしい男性に文句を言ってました。料理場で。
こちらはそのやり取りを聞きながら、朝食を食べていたのですが、内容は仕事のことではなくて、次のような感じ。

女性: どうして私がその男と会わなきゃならないの?
主人: ま、いいじゃないか!会うだけ会ってみたら。
女性: 冗談でしょ?
主人: いや、ホントに会ってみたら?いい男だよ。
女性: 絶対イヤ!なんでそんな話、私に持ってくるの?もう、帰るわ!

がはは・・・こういう話って、どこも同じなのだなあ・・・適齢期なんでしょうかね。
でも、そこまで嫌がらなくても・・・・ていう拒否のしかたが印象的でした。

その2
バージンアトランティックの前席にイギリス人と思われるカップルが座っていました。その女性のほうのテレビが故障してたらしくて映らない。当然、アテンダンスを呼ぶ。アテンダンスもいろいろやってみるが、やっぱり映らない。そこで、

AT: すいません、故障してるようです。 申しわけありませんが、ガマンしてもらえないでしょうか。
女性: え!?NO!

アテンダンス、困った様子。その後いろいろ他の人が機嫌とりに来たりして、すごかったが、なにかお詫びの品を渡しておさまった様子。でも最後まで機嫌が悪かったです。

まあ、これは高い金出したプレミアムエコノミーの客としては文句をいうのは、当り前と言えば当り前。でも、すごいのは女性が乗務員ともめてる最中、男性の方は知らん顔。女性をなだめることもなければ、いっしょに文句を言うこともなし。この辺の感覚って英国的なんでしょうか。

その他
プロムスの開演前に、列に並んでた時のこと。ある子供連れの女性が列の中に知りあいを見つけたらしくて、すぐ後ろに並んでいた女性に、お願い!ここに入ってもいい?って頼んでましたが、女性の返事は、きっぱりとNO!もう頑なまでにNO!でしたね。ま、これは順番待ちの英国人のルールとしては正しいのかもしれない。

ピアデリーサーカスの地下鉄駅構内の店。女性は切手を買いたいと言うが、店では4枚セットしかない・・・と言う返事。これを聞いた女性の態度がすごかった。もう、文章では表現できませんけど、へ!じゃ、イラネーよ!プイッ!って感じです。その後に並んでいた自分まであと味が悪くなるほどでした。

これ以外にも、細かいことはいろいろあるのですが、これだけでロンドンの女性は怖い!というのは偏見というものかもしれません。
でも・・・・、やっぱり・・・・男性に比べるとロンドンの女性って気が強いかもしれませんね。