マナーについて2001/06/30
自分がロンドンから帰ってきて、どうも考え方が変ったようなことがあります。
表現するのはちょっと難しいのですが、それは公衆のマナーみたいなものです。
前にもマナーのところで書いたのですが、どうも日本人って他人に対して無愛想な社会だと思うわけです。特に都会・・・っていうことになるんでしょうが、いまや日本全体が疑似東京化しているようなので、やっぱり日本人は・・・っていう言い方なっちゃうわけですけどね。


バッキンガム宮殿付近

これも前に書きましたが、ヨーロッパに行くと朝、ホテルなどで気軽に挨拶されることが多かったです。
もちろんそれは、自分は怪しい人間じゃないよ・・・っていうアピールなんでしょうが、でもほんと他人と気持よくうまくやっていこうと思うことは日本人も見習ったほうがいいのではないでしょうか。

それに日本もだいぶ物騒になってきたので、これでお互いにギスギスした関わりかたしてると、ホントにストレス溜るだけでいいことないと思うよ。

あと、公衆マナーに関しても日本人って、やっぱりどうかしてるんじゃないだろうかと思ったりします。自分が良ければそれでいいという考え方が全体的に多すぎやしませんかね。
一つには宗教観の問題かもしれません。あちらはやっぱり善いことも悪いことも神様がどこかで見てる・・・って気持が働いてるのではないでしょうか。

自分はまったく宗教とは無縁な人間ではありますが、この最近の日本人の道徳心のなさは、宗教観がないことにもよるのでないかと思ったりします。べつに神はどうでもいいのですが、なにかを行うときに自分の中で自分を戒める存在がまったくなくなってしまうと、こりゃもう何をやっても平気になるわけです。自分が楽しければいいわけですからね。

ロンドンにいると、たとえば店で列に並んで待たされててもなぜか平気だったりします。それがお互いのルールなわけですから。
ところがそれが日本に帰ってきて、コンビニのレジで30秒待たされてもイライラしてきたりしませんか? ちょっと油断するとほかの人間が割込んできらりするし・・・・ルールがなくて割込んだ人間が結局得するような社会だと、自分勝手なことも多くなってしまいませんか?結局お互いにイヤな思いして、ストレス溜めてませんか?

自分も日本にいると日本流になりそうなことが多々ありますが、そこでやっぱりこれじゃ駄目だなあ・・・と思うわけです。一言すいません・・・って言えばそれでお互いに気分良くなることも多いんだし・・・見知らぬ他人に対して少しはお互いに気持よく生活できるように気を遣うようにしてるわけです。

ああ、なんかこの項目はちょっと表現が足りなかったな・・・
また、思いついたらこの続きを書くことにします。