ロンドンに湿布はあるのか2000/12/10
さて、2度目のロンドン旅行では、とにかく足がやられました。どうしてあんなに痛くなったのかいまだに不思議であります。
歩いて歩いて、途中で迷ったりするからまた無駄に歩いて、日ごろの運動不足も合わさって、しかも日が長いから歩く時間も長いので、また歩く。

とにかく3日目に行った、ヴィクトリア&アルバート博物館あたりで頂点に達しました。痛くて歩けませんでした。博物館のベンチでへたってしまって、そのまま30分以上歩けなかった。結局V&A博物館はほとんど見ないで外に出てきてしまいました。

あんまり歩きすぎるのも考えものかもしれません。ロンドンは石畳だから足に負担がかかるのかなあ・・・
どっちかっていうと靴が悪かったような気がする。スエードの革靴です。歩きたい人はスニーカのほうが絶対よさそう。
そのせいで公園でのんびりする時間が増えてしまったのは言うまでもない。

さてそこでどうにかしなきゃ・・・といろいろ考えた末、足の裏にひんやりとした湿布薬を張って一晩寝れば直るような気がした。
薬買うの難しそうだけどBootsならコンビニっぽいところなので(英国のマツキヨと言われてますね・・)、陳列されてる薬を、レジに持ってけばいいんだろうな・・・と買いに行ってみました。

あらかじめ和英辞典で湿布を調べてみたら、辞書にはcompressと書いてあったので ”こんぷれす・・・こんぷれす・・”と頭の中で反復しながら買いに行くのであった。

店の中を見てもそれらしいものは置いていない。んん・・・もうしょうがねえなああ・・・店員に聞くか・・・・

自分: あの、”こんぷれす”ありまっか?
店員: where do you use it?
自分: え!?・・・あし!・・・・
店員: Ah yes!

と、言って持ってきたものは、なんと、靴の中敷き。うげ!これじゃフリダシからやり直し。

Bootsで買ったフットスプレー

自分: えーとね、冷たいやつ。シートになってるのありまへんか?
店員: しばし無言・・・・困ってる様子。

結局持ってきたのは足の疲れをとるフットケアスプレー
うーん、違うんだけどな、ま、いいやこれで。と、妥協する自分。

ま、付けないよりマシだったみたいだから良かったですけどね。
結局、バスタブに冷水ためて、30分くらい足だけいれて冷やしてから、フットケアスプレーをたっぷり足につけてから就寝しました。

やっぱり冷やすのが一番です。結構効果あります。冬はやめたほうがいいけど・・・

それにしても和英辞典もアテにならん。
イギリス英語が特別なのか?それとも日本人の湿布というものが外国にないのか?はたまた言い方が悪かったのか?

帰ってきてから、とあるカナダ人の人にその事を聞く機会があったのですが、その人も湿布なんて知らん・・・・って言ってた。私が店員でも靴の中敷きを持っていくであろうと・・・・そ、そうですか・・・

どうやら、湿布は日本にしかないみたいよ。少なくとも欧米社会には存在しないみたいだから、サロンパスは持っていったほうが賢明のようです。

(後日追加コメント)
少なくとも今はBootsで売っている・・・・という情報をいただきました。Compressではなくて、Plasterというみたいです。どうもありがとうございました。