色と匂いについて200/02/10
ロンドンのヒースロー空港に着陸する際に、飛行機からロンドン市内が当然ですが見えたわけですが、そのときの印象は ”わ!茶色いぞ” というものでした。町全体が古い蒔色でコーディネートされてるみたいだった。

ロンドン塔周辺

町全体が茶色いのは、こりゃまた当然なのですが、建物や家の屋根が茶色だからだからなんです。

しかし世界に名高い700万人都市のロンドンでありながら高層ビルの灰色の建物がほとんど見えなくて、どこもかしこも茶色。
このときからロンドンの印象は茶色になってしまった。

それにしても街中の印象も茶色っぽいですが、上空から見るとホントはっきりと茶色の町でしたね。チョコレート製みたいでした。
英国の人って実際チョコレート好きなんだよね。関係ないけど・・・・

そんな茶色い町が、この国をシックな統一感にしているのと同時に薄暗い雰囲気にもしているのであった。カラフル感はない国なのであった。

ヨーロッパに入ると、なぜかどこも香水の匂いがするんですね。ホテルも空港もデパートも同じ香水の匂い。自分はあまり匂いには敏感ではないので、違いがわからなかったのかもしれないのですが、スイスもロンドンも同じ香水の匂い。あれってどこの銘柄なんだろうなあ・・

最初はちょっと匂いがきついと思ったんですが、いいかげん慣れてしまって、最後にはロンドンのBody Shopで同じ匂いを探してアフターシェーブ買っちゃいました。銘柄じゃないんだよなあ・・きっと。
でも、普段自分は香水類つけたりしていないので、時々ヨーロッパを思い出すのに使っています。

と思って夏に2回目に行ってきたら、今度は全然香水臭さがない。懸命に嗅いでみれど一向にあの匂いがしない。あれって冬限定の香りのようです。着ているものに香水かかっているのかなあ・・・
そういえば夏の地下鉄は、汗臭さがヒドいって聞いてたんだけど、全然わからなかったな・・・言われればそんな気もする程度・・・やっぱり鼻が利かないんでしょうかね。

そんなことを思って、日本はどんな色・匂いがするんだろうと帰国してみましたが、印象は無味無臭のかんじ。日本はコンクリート色が強い感じ。匂いも新築のビルの匂いに近い感じがしました。